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【治療院集客経営講座】ある治療院のリピート率をアップさせた方法

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ある治療院のリピート率をアップさせた方法

今回は、小規模治療院専門のコンサルタントとして多数の成功事例を持つ加藤孝さんに、
誰もが気付かぬうちに縛られてしまう「謎のルール」についてお話しして頂きました。

僕が主宰する会員制の治療家コミュニティがあります。
そのコミュニティで、カイロプラクティック院をされている先生から
「予約を3~4回分まとめて取るようにしたらめっちゃいい感じになった」
という報告を受けました。その先生曰く、患者さんからは、

  • 他の予定が立てやすい。
  • 自分を大切にされているように感じる。

と喜んでもらえているそうです。そして肝心の自院にとっては、

  • 施術計画や運営計画が立てやすい。
  • 希望の時間が埋まっていることでの予約の先延ばしを防げる。
  • 先々の予約が決まっている事で繁盛している感を演出できる。
  • 先に予約を取ることでほかの用事より優先度が増す。
  • 予約キャンセルになってもその次の予約が残っているので離脱を防げる。

と、良いことづくめだそうです。

謎のルールをとっぱらう勇気

謎のルールをとっぱらう勇気

さて、この予約をまとめて取る方法ですが、どの治療院でも同じ結果が出るとは限りません。ですから、これ自体は導入しようがしまいがどちらでもかまいません。いいなと思ったらあなたも挑戦してください。

個別の事案の良し悪しではなく、大切なことは思い込みをとっぱらい、それを実践に移せるかどうかです。

この先生も、僕の「予約は次回の1回のみしかダメって決まりはない。複数回まとめて取ったって別に構わない」という言葉に、「そう言われたらそうだな」と反応したのがきっかけでした。

それまでは、カイロプラクティック院の予約は、次回の1回のみという謎のルールが、この先生の中にあったんですね。でもそれをとっぱらって実践した。そこが素晴らしいことだと僕は思っています。

勝手な思い込みがあなたの成果を猛烈にジャマする

勝手な思い込みがあなたの成果を猛烈にジャマする

この謎のルールは、治療家の先生と接していて、いつももったいないなと感じます。
なまじっか「自分は勉強している!」と思いこんでいる先生ほど、このもったいない罠に陥りやすいものです。

たとえば、PPC広告を出そうという話になったとします。PPC広告とはお金を払って、Yahoo!やGoogleの検索結果の上位に表示させる広告のひとつです。このPPC広告に出稿するには、審査に通る必要があります。

これを書いている2017年3月現在において、GoogleよりYahoo!のほうがその審査が厳しいと言われています。ただ、厳しいのは確かなんですが、審査に通るか通らないかは実際にやってみないとわかりません。だから自分で先に判断するのはもったいないんですね。

僕のクライアントでも、表現に問題なさそうなホームページが審査に落ちたり、反対にどう考えても表現に問題がありそうなホームページが審査に通りずっと掲載し続けている、という例があります。つまり世間一般で言われていることと、現実に起こっていることには隔たりがあるのです。

そんな現実を知らずに、なにもチャレンジしないでいると、得られる成果をみすみす放棄していることになるんですね。

これは、どんなことにでも通じることだと思っています。だから中途半端な知識や、世間の常識らしきものだけで判断するはもったいないんですね。リスクや手間などの面も考慮すべきですが、とりあえずやってみればいいと思いますよ。

980円のオファーで来た患者に98,000円の回数券を売る

980円のオファーで来た患者に98,000円の回数券を売る

と、エラそうに書いておりますが、僕が運営しているコミュニティでも「そう言われたらそうやな」と気付かされることがよくあります。

以前、コミュニティの勉強会で、ある先生が講師をしてくださいました。
その先生の講義内容は、980円のオファー付きチラシで来た患者さんの、ほぼ全員に5,000円近い施術を受けてもらうというもの。しかもそのうちの6割~7割が、98,000円の回数券を買って帰る、ということでした。

すごいですよね。これには僕も思い込みがありました。
「980円で施術しますよ!」というオファ―を出したからには、980円で施術しないとダメだという謎のルールが僕にもあったのです。
でも考えてみれば、エステなどではもう何十年も前からこの手法でやっていますよね。

すでに一部の業界では当たり前のことなのに、なにか変な思い込みのせいで、このやり方があるという考えにたどり着くことができなかったのです。
これまでクライアントには、その思い込みを前提にサポートしていたわけですから、申し訳ないことをしたと感じました。

「自分は間違ってない!」わけない

「自分は間違ってない!」わけない

おそらく誰にでも、勝手に思いこんでいる謎のルールというものがあります。
仕事がある程度うまくいき、周囲からも認められてくると「俺の言うことは正しい!」という感覚が生まれてくるようです。これは、治療家も僕も同じです。

そうなると、なぜか自分の専門分野以外のことでもなんでも「自分は間違ってない」と思い込みやすくなります。そうなるとせっかく能力があり、伸びしろもあるのに、自らその伸びしろを潰してしまいかねません。

自分の中にも「謎のルール」があることを受け入れると、いろんなことを吸収できるようになります。僕の場合も自分が主宰する勉強会で、反対にみなさんから教わることは多いですよ。

では、今回の記事は以上です。

■加藤孝プロフィール

株式会社addwisteria代表。一人治療院が価格競争や大手に負けずに、楽しく安定的に繁盛し続けるためのノウハウを実践経験に基づき提供する、小規模治療院専門のコンサルタント。
自身の治療院経営の経験を活かし、型にはめない提案とサポートで多くの成果をあげている。