
「紹介だけに頼っていては、いつまでも顧問先が安定しない」
「開業したものの、思うように新規の問い合わせが来ない」
そんな悩みを抱えている税理士の先生は少なくありません。
近年、税理士の登録者数は年々増加し、クラウド会計の普及で記帳代行だけでは差別化が難しい時代に入っています。紹介や口コミだけに頼る従来型の営業では、安定した顧問先獲得が困難になっているのが現実です。
本記事では、税理士が今すぐ取り組めるオンライン・オフラインの集客方法を12個厳選し、それぞれのメリット・デメリットを比較しながら解説します。
さらに、10,000サイト以上のホームページを制作してきた知見をもとに、「集客に失敗する税理士HPの共通点」や「成果につながるHP運用の考え方」もお伝えします。
「何から手をつければいいかわからない」という先生も、この記事を読み終える頃には、自事務所に最適な集客の優先順位が明確になるはずです。
税理士が集客に苦戦する3つの根本原因

集客施策を検討する前に、まず「なぜ集客がうまくいかないのか」という根本原因を把握することが重要です。多くの税理士事務所に共通する3つの原因を確認しておきましょう。
1. 税理士の数が増え続け、競争が激化している
国税庁の統計によると、税理士の登録者数は8万人を超えており、毎年新規登録が続いています。特に都市部では事務所の数が飽和しつつあり、「ホームページを出しているだけで問い合わせが来た」という時代は終わりを迎えています。
加えて、freee・マネーフォワードクラウドに代表されるクラウド会計ソフトの普及により、記帳代行の需要そのものが縮小傾向にあります。かつては記帳代行を入り口に顧問契約へ発展するケースも多くありました。
しかし今や「クラウドで自社処理して、申告だけ頼みたい」というニーズが増えています。差別化できない事務所は、価格競争に巻き込まれやすくなっているのが現状です。
2. 紹介・口コミ頼みの集客はコントロールできない
独立開業した多くの税理士が、最初は「前職の顧問先を引き継いだ」「知人・友人に声をかけた」という形で顧問先を確保します。しかし、紹介では自分でタイミングも件数もコントロールできません。
「先月3件紹介があったが、今月は0件」という不安定さはもちろん、長年の紹介元である先輩税理士や銀行担当者が引退・異動すると、突然紹介が途絶えるリスクもあります。
また、新規開業したばかりの税理士にとっては、そもそも紹介ネットワークがほぼゼロの状態からスタートしなければなりません。紹介のみに依存した集客は、長期的な事務所経営において大きなリスクを内包しているのです。
3. WEBに手が回らず「見つけてもらえない」状態が続いている
税理士業務は、確定申告・決算・税務調査対応など、繁忙期には連日長時間の作業が続きます。そのため、「集客の重要性はわかっているが、日常業務で手一杯になってしまう」という声は非常に多く聞かれます。
「ホームページは開業時に知人のデザイナーに作ってもらったが、その後一度も更新していない」「SEOやSNSが有効らしいとは聞くが、何から始めればいいかわからない」
この状態が続く限り、WEBからの新規問い合わせはほぼ期待できません。
税理士のWEB集客方法【オンライン編】7選

まずは、現代の集客において欠かせないWEB(オンライン)の施策を7つ解説します。それぞれの特性を理解したうえで、ご自身の事務所の状況に合うものから優先的に取り組むことが大切です。
1. ホームページ×SEO対策 —— すべてのWEB集客の土台
「税理士 ○○市」「相続税 相談」「法人設立 税理士」など、税理士に依頼したい人が実際に検索するキーワードで上位表示されることを目指すのがSEO対策(検索エンジン最適化)です。
ホームページは、後述するすべての集客施策の「受け皿」となる最重要インフラです。SNSで知ってもらっても、チラシを見てもらっても、人は最終的にホームページを訪れて問い合わせするかどうかを判断します。
専門分野・実績・料金・担当者のプロフィールを明確に掲載し、問い合わせ率を高める設計が必要です。また、税務コラム(ブログ)を継続的に更新することで、SEO効果を長期にわたって積み上げることができます。
2. MEO対策(Googleビジネスプロフィール)
スマートフォンで「近くの税理士」「○○市 税理士」と検索すると、Googleマップと連動した事務所一覧が検索結果の上部に表示されます。この「マップ枠」での上位表示を目指すのがMEO対策(Map Engine Optimization)です。
Googleビジネスプロフィールへの登録・情報の充実・口コミの獲得と返信が基本の施策で、費用は無料。地域密着型の税理士事務所にとって、SEOと並んで最も優先度が高い施策の一つです。口コミが増えるほど信頼性も高まり、問い合わせにつながりやすくなります。
3. リスティング広告(Google広告)
「税理士 相談」「確定申告 依頼 ○○市」などのキーワードで検索した際に、検索結果の最上部に広告として表示される仕組みです。SEOと異なり、予算を設定してすぐに掲載を開始できるため、開業直後や新規事業立ち上げ時など「今すぐ集客したい」タイミングに有効です。
ただし、クリックのたびに費用が発生するため、継続的にコストがかかります。また、広告のクリック先となるランディングページの質が低いと、クリック数に対して問い合わせ数が伸びません。広告費を無駄にしないためにも、ホームページの整備が前提となります。
4. コンテンツマーケティング(ブログ・コラム)
「法人設立 届出 必要書類」「相続税 節税 方法」「青色申告 メリット」など、ターゲットが抱える疑問・知りたい情報に答えるコンテンツを継続的に発信することで、見込み客を集める手法です。
直接的な「依頼先を探している」層ではなく、「まだ情報収集している」潜在層へのアプローチが可能です。専門的かつ実用的な記事を積み重ねることで「この先生は詳しい・信頼できる」という認識が生まれ、指名での問い合わせにつながります。
成果が出るまでに3〜6ヶ月かかる点がデメリットですが、一度評価を獲得した記事は長期にわたって集客し続ける「資産」になります。
5. SNS運用(YouTube・Instagram・X)
各SNSプラットフォームを活用して、事務所の存在や専門性を広く知ってもらう手法です。それぞれに適した使い方があります。
YouTubeは「相続税申告の流れ」「法人化のメリット・デメリット」など税務解説動画との相性が良く、動画を通じて専門性と人柄を同時に伝えることができます。
Instagramは写真・ショート動画を通じて事務所の雰囲気を伝えるのに向いており、若い経営者層へのアプローチに有効です。Xは税制改正ニュースや確定申告時期のタイムリーな情報発信に活用できます。どのSNSも、最終的にはホームページへの誘導導線を明確に設計することが重要です。
6. 税理士ポータルサイトへの登録
「税理士ドットコム」「ミツモア」「Crono税理士紹介」などの税理士紹介・比較サービスに掲載し、サービスへの問い合わせ経由で見込み客を獲得する手法です。
登録自体は比較的簡単で、すでに訪問者が集まっているプラットフォームに乗れる点がメリットです。一方、成約時に手数料や紹介料が発生するケースが多く、他の税理士と並列に比較されるため価格競争に巻き込まれやすいデメリットがあります。自社ホームページでの集客と並行して活用するのが理想的です。
7. メールマガジン・LINE公式アカウント
セミナーへの参加者、ホームページからの資料請求者など、一度接点を持った見込み客に対して継続的に情報を届ける手法です。
確定申告時期のリマインド、税制改正情報、節税コラムなどを定期的に配信することで、見込み客との関係性を維持できます。「問い合わせはしたが、まだ依頼を決めていない」層が、情報配信をきっかけに問い合わせに至るケースも多くあります。新規集客というより、既存リードの「刈り取り」に有効な施策です。
税理士の集客方法【オフライン編】5選

WEBだけが集客の手段ではありません。オフラインの施策も、状況によっては非常に高い効果を発揮します。特に地域密着型の事務所や、紹介ネットワークを活用できる環境にある場合は、オフライン施策との組み合わせが力を発揮します。
8. 紹介・口コミの仕組み化
紹介は、最も成約率の高い集客チャネルの一つです。問題は「待っているだけ」では件数が安定しないこと。紹介を「仕組み」として設計することで、受動的な紹介から能動的な紹介へと転換できます。
具体的には、決算報告や確定申告の完了後など顧問先の満足度が高いタイミングで「ご紹介いただける方がいれば、ぜひご紹介ください」と依頼するだけでも紹介件数は変わります。紹介カードの作成やお礼制度の設計も、紹介のハードルを下げる手段として有効です。
9. セミナー・勉強会の開催
「創業者向け税務・会計基礎セミナー」「相続対策を考える勉強会」など、ターゲットが関心を持つテーマでセミナーを開催することで、専門性を直接アピールできます。
参加者は潜在的な見込み客であり、セミナー後に個別相談の機会を設けることで顧問契約につなげやすくなります。近年はZoomなどを使ったオンラインセミナー(ウェビナー)の活用も増えており、参加者の地域・時間の制約を取り除く効果があります。
10. 異業種交流会・士業連携
銀行・不動産会社・社労士・司法書士・弁護士など、異業種の専門家と相互紹介ネットワークを構築する手法です。特に「創業支援をメインにしたい」「相続・不動産案件を増やしたい」といった専門性を持つ事務所にとっては有効なルートです。
提携先から紹介される顧客は、すでにある程度の信頼関係がある状態での紹介になるため、成約率が高い傾向にあります。ただし、関係構築には継続的な接触と時間が必要で、即効性は低いことを念頭に置いておく必要があります。
11. DM(ダイレクトメール)
法務局が公開している法人設立登記情報をもとに、新設法人へアプローチするDMは、開業時や顧問先拡大時に一定の効果があります。「税理士をまだ決めていない新設法人」という、ニーズが顕在化しているターゲットに絞って送付できる点が強みです。
また、事務所を移転・開業した際の挨拶DMは、近隣の事業者への認知形成として有効です。デジタルに慣れていない経営者層には、紙のDMの方が届きやすいケースも依然としてあります。
12. 書籍出版・メディア掲載
相続税・節税・経営改善などをテーマに書籍を出版することで、業界内での権威性が高まり「この先生に相談したい」という指名が生まれやすくなります。地域の経済誌・業界紙への寄稿や、テレビ・ラジオへの出演も同様の効果があります。
直接的な問い合わせにつながるまでの時間はかかりますが、一度確立したブランドイメージは長期にわたって事務所の信頼性を支えます。集客施策というより「ブランディング施策」として位置づけるのが適切です。
【比較表】税理士の集客方法12選 費用・効果・難易度
12の集客手法を費用・即効性・持続性・難易度の4軸で比較します。どの手法を優先するかを判断する際の参考にしてください。
| 集客方法 | 費用 | 即効性 | 持続性 | 難易度 | おすすめ度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 1.ホームページ×SEO | 中 | 低 | 高 | 中 | ★★★★★ |
| 2.MEO | 低 | 中 | 高 | 低 | ★★★★★ |
| 3.リスティング広告 | 高 | 高 | 低 | 中 | ★★★★ |
| 4.コンテンツマーケ | 低 | 低 | 高 | 高 | ★★★★ |
| 5.SNS | 低 | 低 | 中 | 中 | ★★★ |
| 6.ポータルサイト | 中 | 高 | 低 | 低 | ★★★ |
| 7.メルマガ・LINE | 低 | 低 | 中 | 中 | ★★★ |
| 8.紹介の仕組み化 | 低 | 低 | 高 | 中 | ★★★★ |
| 9.セミナー | 中 | 中 | 中 | 高 | ★★★ |
| 10.異業種交流 | 低 | 低 | 中 | 中 | ★★★ |
| 11.DM | 中 | 中 | 低 | 低 | ★★ |
| 12.書籍・メディア | 高 | 低 | 高 | 高 | ★★ |
表を見ると、「ホームページ×SEO」と「MEO」が費用対効果・持続性の両面で群を抜いていることがわかります。どの手法を組み合わせるにしても、まずこの2つを軸に据えることが、税理士集客の基本戦略といえます。
そして、一つ重要なことをお伝えします。これら12の手法は、最終的にすべて「ホームページ」に収束します。
どの集客方法を選んでも「ホームページ」が成否を分ける理由

税理士が集客で成果を出すには、個別の施策だけでなく、その受け皿となるホームページを整えることが重要です。ホームページが弱いと、せっかく集めた見込み客を逃してしまいます。
あらゆる集客施策の「着地点」はホームページ
それぞれの施策がどう機能するかを追いかけると、最終的にホームページに行き着くことがわかります。
- SNSで興味を持った人 → 事務所名で検索 → ホームページを見て問い合わせるか判断
- 紹介を受けた人 → まずホームページで事務所・先生の情報を確認してから連絡
- 広告をクリックした人 → 飛び先のホームページの内容と印象で問い合わせるか決める
- DM・チラシを見た人 → ホームページのURLを確認してから行動する
つまり、ホームページがない、または質が低い状態では、他の施策でどれだけ見込み客を集めても「取りこぼし」が発生し続けます。集客の入り口をいくら広げても、受け皿に穴が空いていれば意味がないのです。
税理士を探す顧客の行動は「まずネット検索」
「顧問税理士を変えたい」「創業にあたって税理士を探している」「親が亡くなり相続税の相談をしたい」このようなニーズが生まれたとき、見込み客の多くがまず行うのはスマートフォンでの検索です。
「税理士 ○○市」「相続税 相談」「法人設立 税理士 おすすめ」といったキーワードで検索し、上位に表示された事務所のホームページを複数見比べて問い合わせ先を決める、という行動が主流になっています。検索結果に自分の事務所が出てこない状態は、見込み客にとって「その事務所が存在しない」のと変わりません。
税理士のホームページは「24時間365日、休まず働く営業マン」
税理士が直接営業活動に使える時間は限られています。新規顧客への電話、セミナーへの登壇、異業種交流会への参加。これらはすべて先生が時間と労力を使わなければなりません。
一方、ホームページは一度整備すれば、深夜でも休日でも、先生が繁忙期で身動きが取れないときでも、休まずに見込み客を集め、問い合わせを受け付けてくれます。初期投資はかかりますが、長期的に見れば人件費に換算した場合の費用対効果は極めて高い集客手段です。
「集客の要はホームページ」とわかっても、何から始めればいいか迷う方へ。【あきばれホームページ】のサービス案内資料をぜひご覧ください。
集客できない税理士事務所のHP|5つの共通点【10,000サイトの実績から】

「ホームページを持っている」のに問い合わせが来ない。その原因は、ホームページそのものに問題があるケースがほとんどです。10,000サイト以上のホームページを制作してきた経験から見えてきた、集客できない税理士HPの共通パターンを5つご紹介します。
1. 開業時に作ったきり、何年も更新されていない
税理士HPの中で最も多く見られる失敗パターンです。「制作会社に頼んで作ってもらったが、その後の更新方法がわからない」「更新するたびに制作会社に連絡して費用が発生するので、つい後回しにしてしまう」という事務所は非常に多くあります。
Googleは、定期的に更新されているサイトを「生きているサイト」として評価する傾向があります。コラムの更新、料金ページの修正、スタッフ紹介の追加——こうした小さな積み重ねが、SEO評価の維持・向上に直結します。「作って終わり」のHPは、時間の経過とともに検索順位が下がり、問い合わせはゼロに近づいていきます。
なぜ更新が止まってしまうのか、その根本的な原因と解決策については次のセクションで詳しく解説します。
2. 専門分野・強みが伝わらず「何でも屋」に見える
「法人税・所得税・相続税・消費税、各種税務申告から記帳代行まで幅広く対応いたします」
このような紹介文では、見込み客の心に刺さりません。
相続税の申告が必要な人は「相続税に強い税理士」を探しており、創業融資を受けたい起業家は「創業支援に詳しい税理士」を求めています。「何でもやります」は、裏を返せば「特に得意なものがない」と受け取られるリスクがあります。訪問者がホームページを開いてから3秒以内に「この税理士は自分の問題を解決してくれそう」と判断できるかどうか。これが問い合わせ率を大きく左右します。
3. 料金の目安がなく、問い合わせのハードルが高い
「料金はお問い合わせください」という表記は、見込み客にとって大きな障壁です。「高そう」「聞いてがっかりしたくない」という心理から、問い合わせ自体を諦めてしまうケースが少なくありません。
「顧問料 月額○○円〜(売上規模・訪問回数により異なります)」という形で目安だけでも掲載することで、問い合わせのハードルは大きく下がります。料金ページは、問い合わせ前に最もよく閲覧されるページの一つ。透明性のある情報開示が、問い合わせ件数に直接影響します。
4. スマートフォンで見づらく、即離脱されている
現在、WEB検索の7割以上がスマートフォンからのアクセスです。にもかかわらず、PC向けにデザインされたままスマホ対応がされていないホームページは、スマホで見ると文字が小さく、ボタンが押しにくく、ストレスを感じた訪問者はすぐに「戻る」を押してしまいます。
Googleもスマホでの閲覧体験を重視してサイトを評価するため、スマホ対応(レスポンシブデザイン)は今やSEOの観点からも必須の条件です。
5. 問い合わせ導線が不明確で、見込み客が迷子になる
「問い合わせしたいけど、フォームがどこにあるかわからない」
「電話番号は一番下のフッターにしか載っていない」
こうした状況では、せっかく興味を持った訪問者が行動に移せないまま離脱してしまいます。
以下の3点が、問い合わせ率に直接影響する重要な要素です。
- すべてのページの目立つ位置に電話番号と問い合わせフォームへのリンクを配置する
- 「まずはお気軽にご相談ください」「無料相談受付中」といった、心理的ハードルを下げるコピーを入れる
- フォームの入力項目を必要最低限に絞る
会社案内型HPとマーケティング型HPの決定的な違い

集客できない税理士HPに共通しているのは、そのホームページが「会社案内型」として設計・運用されていることです。集客につながるホームページへの転換には、まずこの考え方の違いを理解することが出発点になります。
「会社案内型HP」=作っただけで満足してしまうHP
会社案内型HPとは、「事務所の概要・アクセス・サービス一覧・代表挨拶」といった情報を掲載した、いわば「デジタル名刺」です。
開業時にプロに外注して一度きれいに作り上げ、その後は何年も更新しない。このパターンが典型的な会社案内型HPの末路です。デザインが綺麗であっても、検索上位には表示されず、訪問者の心に刺さるコンテンツもなく、問い合わせもほとんど来ない状態に陥ります。
こうしたHPが量産されてしまう背景には、「ホームページは一度作れば完成するもの」という認識があります。しかし実態は全く異なります。
「マーケティング型HP」=集客の仕組みとして育てるHP
マーケティング型HPは、「集客の仕組み」として継続的に運用・改善することを前提に設計されたホームページです。
具体的には、ターゲットが検索するキーワードを意識したページ構成(SEO設計)、専門分野・実績・料金・お客様の声を明確に掲載した信頼構築コンテンツ、定期的なコラム更新による検索評価の積み上げ——これらを組み合わせて「育てていく」ものです。問い合わせ導線の継続的な最適化も欠かせません。
「小さく始めて、反応を見ながら改善していく」という発想がマーケティング型HPの基本であり、完成した瞬間が「スタート」であって「ゴール」ではありません。
マーケティング型HPに必要な「自分で更新できる仕組み」
マーケティング型HPの最大の課題は「継続的な運用」です。コラムを更新する、料金を改定する、スタッフを追加する。こうした作業のたびに制作会社に依頼し、数千〜数万円の費用と数日の待ち時間が発生するようでは、更新は自然と止まります。
理想は、「先生自身が見たまま編集できる」状態です。WordやGoogleドキュメントと同じ感覚で文字を打ち込み、写真をアップして、「公開」ボタンを押すだけでホームページが更新できる。そのような環境があれば、思い立ったときにすぐ動け、更新コストもかかりません。
税理士のホームページ制作:3つの選択肢と費用感を比較

「マーケティング型のホームページが必要」とわかったとしても、「高額な外注は予算的に難しい」「自作する時間も技術もない」と感じる先生も多いでしょう。実は、HP制作には3つの選択肢があり、それぞれ費用感・メリット・デメリットが大きく異なります。
選択肢1. 制作会社にフルオーダーで外注する
- 費用感: 初期50〜300万円 + 月額管理費1〜5万円
- メリット: デザイン・機能の自由度が高く、完全おまかせで手間がかからない
- デメリット: 高額。修正・ページ追加のたびに追加費用と時間がかかる。制作会社に依存し続ける構造になりやすく、担当者が変わると対応品質が変わるリスクも
- 向いている人: 予算に余裕があり、マーケティング担当者がいる中〜大規模事務所
選択肢2. 無料・安価な自作ツールで自分で作る
- 費用感: 月額0〜2,000円程度
- メリット: 圧倒的に低コスト。自分のペースで自由に更新できる
- デメリット: デザインセンスとSEOの知識が必要。無料テンプレートの制約が大きく、他のサイトと見た目が似てしまいがち。困ったときに相談できる相手がいない。途中で挫折するケースが多く、中途半端なまま放置されるリスクが高い
- 向いている人: WEB制作の経験・知識があり、自走できる人
選択肢3. 「サポート付き自作」という第3の方法
- 費用感: 初期5〜10万円 + 月額5,000〜8,000円程度
- メリット: SEO設計・デザイン・基本ページの構築はプロが行い、公開後の更新は自分で自由にできる。更新費用は0円。操作方法やコンテンツについて困ったとき、電話で何度でも相談できるサポートが付いている
- デメリット: フルオーダー外注ほどデザインの自由度は高くない
- 向いている人: コストを抑えつつ、集客できるHPを継続的に「育てていきたい」税理士
3つの選択肢 早わかり比較表
| 1.フルオーダー外注 | 2.自作ツール | 3.サポート付き自作 | |
|---|---|---|---|
| 初期費用 | 50〜300万円 | 0〜数千円 | 5〜10万円 |
| 月額費用 | 1〜5万円 | 0〜2,000円 | 5,000〜8,000円 |
| 更新費用 | 都度発生 | 0円 | 0円 |
| デザイン自由度 | ◎ | △ | ○ |
| SEO対策 | △(会社による) | △(自力) | ○(プロ設計) |
| サポート | △(別途費用) | ×(なし) | ◎(電話無制限) |
| 挫折リスク | 低 | 高 | 低 |
【弊社事例】HP改善で問い合わせが増えた税理士事務所

実際にどのような成果が生まれているのか、あきばれホームページを活用した税理士事務所の事例をご紹介します。
事例:専門性明確化で半年で2件の契約が成立
井上恵仁公認会計士・税理士事務所 さま
【お客さまの声】
半年で2件の契約が成立しました。当事務所が医院・歯科医院の先生方に多くご利用いただいていることから事務所の専門性を明確にしサービスや特徴・所長の考え方をしっかり述べたホームページを作ることにしました。
それを見て当事務所を十分理解して来て下さったお客様です、もちろん一からの細かい説明は必要ありません。お客様も安心して来所頂いている気がします。それは初対面から話がはずみ、すぐに契約に進むという流れに裏付けされていると思います。
まだまだホームページへのアクセス数から当事務所へ興味を持っておられる先生方がたくさんいらっしゃると確信しております。これからも頑張って更新していきたいと思っております。
事例:サイト開設から3ヵ月で相談継続に
すみだ税理士事務所 さま
【お客さまの声】
サイトを開設して3ヶ月ですが、問合せが2件ありました。小さく始めて大きく育てるつもりでおりましたので、半年から1年ぐらいで問合せ等があればいいと思っていましたが、思いのほか早く成果が現れて予想外の喜びでした。問合せを頂いた案件はどちらも継続的に相談を受けていくことになりました。
3ヶ月間暇を見つけて少しずつサイトを育てていましたが、まだまだこれからというところでの成果でしたのでこれからのサイト作りに益々やる気が出ております。
税理士という業種の性格として問合せ等があった場合の業務成約率は高いのでこれからもサイトと私個人のスキルをどんどん上げて行きたいと思っています。
ご紹介した事例のように、「プロが作った土台を、自分で育てていく」スタイルで成果を出している税理士事務所が増えています。
【あきばれホームページ】の税理士パックでは、SEO設計済みの14ページをプロが構築し、公開後は専用CMS「Buddy」でご自身で自由に更新できます。初期費用65,780円(税込)〜、更新費用は0円。操作に不安がある先生には、回数無制限の電話サポートと、4ヶ月間の専任コンシェルジュが伴走します。
まずは、【あきばれホームページ】のサービス内容をまとめた無料資料をご覧ください。
【まとめ】税理士の顧客獲得・集客を成功させる3つのステップ

本記事では、税理士が顧問先を安定して増やすための集客方法を、オンライン7選・オフライン5選の計12の手法に分けて解説しました。
どの手法にも一長一短がありますが、共通して言えるのは、すべての施策の「受け皿」となるホームページの整備が最優先だということです。そして、そのホームページは「作って終わり」の会社案内ではなく、「育てて成果を出す」マーケティング型であることが重要です。
まずは以下の3ステップから始めてみてください。
ステップ1: 自分の事務所の「強み・専門分野」を言語化する
「相続に強い」「創業支援が得意」「医業・クリニック専門」など、自事務所が最も力を発揮できる領域を明確にしましょう。ターゲットが絞れるほど、HPのメッセージが刺さりやすくなります。
ステップ2: 集客の受け皿となるホームページを「マーケティング型」で整備する
専門分野・料金・担当者の人柄・お客様の声・問い合わせ導線を整えたマーケティング型HPを構築します。「更新しやすい仕組み」が備わっているかどうかも重要なチェックポイントです。
ステップ3: MEO対策とコンテンツ発信で、ホームページへの流入を増やす
ホームページが整ったら、Googleビジネスプロフィールの充実・口コミ収集、コラム記事の定期更新を並行して進めましょう。この3つを継続することで、半年〜1年後には安定的なWEB流入が生まれます。
「ホームページを作りたい(作り直したい)が、高額な外注は難しい」「かといって自作する自信もない」。そんな先生にこそ、「プロの土台 × 自分で更新」という第3の選択肢を知っていただきたいと思います。
税理士事務所の集客に特化したノウハウと成功事例を、無料の資料にまとめています。ダウンロードは30秒で完了しますので、お気軽にご覧ください。




