【2025年版】SEO内部対策とは?
HP制作会社が教える基本と必須対応チェックリスト

【2025年版】SEO内部対策とは?HP制作会社が教える基本と必須対応チェックリスト

「制作会社に『SEO対策込みです』と言われて安心していたら、公開3ヶ月経っても検索結果に出てこない…」こうしたお悩みは、ホームぺージの内容がどうかの前に、「SEO内部対策(サイト構造・HTML・情報設計)」の設計ミスが原因となっている場合があります。

どんなに良い記事を書いても、サイトの構造が整っていなければ、Google(検索エンジン)に正しく評価されません。そうしたサイトの構造を整えるのがSEO対策の中の「内部対策」です。

本記事では、これまで10,000社以上のホームページを作ってきた制作会社ならではの視点で、「HP制作時に絶対やるべき内部対策」を分かりやすく整理しました。

WEB初心者でも理解できるよう、HTML・サイト構造の基礎知識を解説。ホームページの制作・リニューアル時に使える、内部対策のチェックリストもご活用ください。

2025年、Google AI Overview(SGE)やChatGPTなどのAI検索が広まる中で、Googleがホームページを評価するポイントも変化してきています。特に、「正しいHTML構造」や「整理された情報設計」といった内部対策の重要性は、これまで以上に高まってくるでしょう。

これからホームページを制作する方、制作会社を選定中の方、リニューアルを検討中で次は失敗したくない方、そういった方に役立つサイトの設計方法(内部対策)を解説いたします。

内部対策(内部施策)とは何をすること?

SEO対策(検索エンジン最適化)には、大きく分けて「内部対策」と「外部対策」があります。そして内部対策とは、簡単に言うと「ホームページの中身(構造やHTMLタグ)を、整理整頓すること」を指します。

「SEO内部対策」と検索すると、「HTML」「クローラビリティ」「インデクサビリティ」といった専門用語が出てきます。初心者の方には少し難しい言葉に見えるかもしれませんが、これらは「テクニカルSEO」と呼ばれる、ホームページ制作の土台を作るための設定のことです。

内部対策(内部施策)とは何をすること?

SEO内部対策が必要な理由

なぜSEO内部対策が必要なのでしょうか?その大きな理由は、「Googleに正しく評価してもらうため」そして、「人に読みやすい構造を作るため」です。

1.Google(検索エンジン)に認識してもらう

検索結果に表示されるためには、まずGoogle(検索エンジン)にあなたのサイトを「登録」してもらう必要があります。これを専門用語で「インデックス」といいます。

クローラーと呼ばれるGoogleの検索ロボットは、世界中のサイトを巡回し、「このページは何について書かれているか?・どんな情報があるか?・どのページが重要か?」 などを判断して、データベースに登録=インデックスしています。

しかし、もし内部対策が不十分だとGoogleがサイトの内容を理解できず、正しくインデックスされません。すると、検索結果に上位表示されないだけでなく、そもそも検索結果に表示されないこともあります。

つまり、どんなに良い内容の記事を書いても、検索エンジンにきちんと認識されインデックスされなければ意味がないのです。インデックスされて、初めてSEOを行う意味があるのです。

クローラーやインデックスなど、検索エンジンの仕組みは「SEOってなんだろう?初心者でもわかる基礎知識と仕組み」でわかりやすく解説しています。

2.お客さま(人間)に快適に見てもらう

内部対策は、検索エンジンだけでなく、実際にサイトを訪れる人にとっても重要です。

いくらデザインが素晴らしいサイトでも、どんな情報があるのかが見る人に伝わらなければ意味がありません。

「どこに何の情報があるか分からない…」
「目的のページにたどり着けない…」
「表示が遅い、スマホで見づらい…」

ホームぺージを見に来てくれた人が、こうした状況で迷子になってしまうと、せっかくの見込み客を逃してしまいます。

そこで内部対策を行えば、ユーザビリティ(使いやすさ)の向上が図れます。

「今、サイト内のどこにいるのか」
「目的の情報はどこにあるのか」
「パソコンでもスマホでも見やすい」
「表示が早くストレスなくサイトが見れる」

このようにユーザビリティが高いサイトは、見る人の滞在時間が増え、問い合わせや購入につながりやすくなります。そうしたユーザーの満足度は、Googleからの評価にも影響します。

SEO対策の3つの柱:内部対策・外部対策・コンテンツSEOの違い

SEO対策には3つの柱があります。この記事で解説する内部対策(内部施策)に含まれるテクニカルSEOコンテンツSEO、そして外部対策の3つです。

それぞれの施策の役割を整理してみましょう。

SEO対策の3つの柱:内部対策・外部対策・コンテンツSEOの違い
内部対策
テクニカルSEO
検索エンジンが理解しやすいサイト構造を作る。
サイトの土台づくりとなり、AI検索時代で重要性が高まっている。
内部対策
コンテンツSEO
ユーザーに価値ある情報を提供する。
記事を作成し、検索ユーザー(人間)向けの価値を提供。AIも内容の整合性をチェックするようになっている。
外部対策 他サイトからのリンク(被リンク)で信頼や評価を得る。
サイトの「評判」を上げる役割。

多くの人がブログを書く「コンテンツSEO」や、リンクをもらう「外部対策」に目を向けがちです。もちろん、これらは検索結果で上位表示を狙うためにとても重要な施策です。

しかし、それを受け止めるサイトの土台としての内部対策として「テクニカルSEO」ができていなければ、どれだけコンテンツを増やしても、リンクを集めても、検索エンジンは正しくページを理解できず、上位表示にはつながりません。

テクニカルSEOは、HP制作の段階から設定できるSEOの内部対策です。本記事では、外部対策やコンテンツSEOではなく、「内部対策:テクニカルSEO」に絞って、初心者の方にも理解できるよう分かりやすく解説しています。

初心者でも知っておきたいHTML・サイト構造の基本

初心者でも知っておきたいHTML・サイト構造の基本

内部対策を行う上では、HTMLやサイト構造の基本を理解しておくと安心です。そこで、まずはWEB初心者の方でも押さえておきたい、HTMLの最低限の仕組みについて解説します。

細かいコードを覚える必要はありません。基本の仕組みを理解しておくだけで、SEO対策を実施するときや、外部に依頼する際のやり取りもぐっとスムーズになります。

内部対策でよく聞く「HTML」とは?

内部対策の話で必ず出てくるのが「HTML(エイチティーエムエル)」という言葉です。これは簡単に言えばホームページを画面に表示させるための「骨組み(コード)」のことです。

難しそうに聞こえますが、私たちがふだん目にしているホームページの文章や画像も、裏ではすべてこのHTMLで構成されています。

内部対策でよく聞く「HTML」とは?

具体的には、次のようなものがHTMLに含まれます。

  • タイトルタグ(<title>)
    検索結果に表示されるページの名前のようなもので、いわばページの「看板」です。
  • 見出しタグ(<h1>〜<h6>)
    ページ内の見出しを示すタグで、情報の構造を整理するために使います。大見出しはh1、中見出しはh2…というように順番を守ることがポイントです。
  • 画像のalt属性
    画像の内容を検索エンジンに伝える説明文です。SEOだけでなく、視覚障害者向けの情報提供にも役立ちます。

title / h1 / h2 / h3 のルール

HTMLのコードには、使い方のルールがあります。タイトルタグや見出しタグは、適当に配置して使っていいわけではありません。

最も重要なルール:マトリョーシカ(入れ子)構造

見出しタグは、次のように大きい箱の中に小さい箱が入っている構造を守ることが重要です。

  • titleタグ(ページタイトル): 家の「表札」検索結果に出る一番重要な名前。
  • h1タグ(大見出し): 家の「玄関」ページ内に1つだけ、そのページの主題。
  • h2タグ(中見出し): 家の「部屋」大きなテーマの区切り。
  • h3タグ(小見出し): 部屋の中の「家具」h2の中身をさらに詳しく説明する。
最も重要なルール:マトリョーシカ(入れ子)構造

このように、大きい箱(h1)の中に中くらいの箱(h2)があり、その中に小さい箱(h3)がある…という順番が正しく設定されていると、Googleのロボットがサイトを見に来たときに「なるほど、論理的で分かりやすいサイトだ」と評価しやすくなります。

HTML5のセクション構造(header / main / footer など)

Googleは、ページの中の「どこが一番重要な本文なのか?」を知りたがっています。そのため、ウェブサイトでは「どこがメインなのか」を明確に伝えることが重要です。

そこで使われるのが、以下の「セクションタグ」と呼ばれるものです。

  • <header>(ヘッダー): サイトのロゴやメニューがある「頭」の部分。
  • <main>(メイン): そのページの記事本文の「胴体」の部分。ここが一番重要。
  • <footer>(フッター): コピーライトや運営会社情報がある「足」の部分。

昔のホームページ作りでは、これらをすべて<div>(ただの箱)というタグで作っていたため、Googleはどこが本文か判断するのに苦労していました。

現在(HTML5)では、<main>タグを使うことで、「ここを読んでください」とAIやロボットに直接伝えることができるようになっています。

GoogleはHTMLを読んでいる

GoogleはHTMLを読んでいる

SEOを行う上で理解しておきたいのは、Googleは「見た目」ではなく「HTML」を読んで判断しているという点です。

Googleのロボットは、人間のように「文字が大きいから、これは見出しだな」と目で見て判断しません。「<h1>タグで囲まれているから、これが一番重要なテーマだな」「<h2>タグの中にあるから、これはその次の章だな」と、コード(タグ)を見て、情報の重要度や親子関係を判断しています。

そのため、HTMLが正しく整理されているかどうかが、内部対策の土台として非常に重要です。人間が見ている画面上でどんなにきれいに見出しや画像が配置されていても、裏側のHTMLがぐちゃぐちゃだと、ロボットは内容を正しく理解できません。

タイトルや見出しもHTMLの一部です。内部対策を行えば、自然とHTMLも正しく整えられます。

  • 人間が見る画面 = きれいなデザインの完成した家の外観
  • Googleが見る画面(HTML) = 設計図や柱などの内部構造

つまり内部対策とは、ホームページの裏側のHTMLを「Googleのルールに従って、正しく整理整頓する」と言い換えることもできます。

デザインの美しさだけでなく、この「見えない裏側の美しさ」が、検索順位に大きく関わってくるのです。

内部対策の費用相場

もし、今あるホームページの内部対策をSEO会社に依頼した場合、どれくらいの費用がかかるのでしょうか?

費用の相場をご紹介します。

外注先 個人・フリーランス 中堅SEO業者 大手SEO業者
費用相場(月額) 5〜20万円程度 10〜50万円以上 50万円以上

対策の主な内容は、ページ構造の最適化、コンテンツ最適化、タイトルやタグ設定の適正化など。提供会社や対策範囲によっては、100万円以上の見積もりになることもあります。

また、SEO対策の費用は「月額」であることも多く、契約期間中は毎月支払いが発生します。サイトの規模・施策の内容などによってその金額に差はあるものの、決して安くはありません。

制作段階でやっておけば費用はゼロで済む設定が、後から直して数十万円のコストがかかってしまったというケースもあります。

内部構造を後から変えるリスクとは?

内部構造を後から変えるリスクとは?

ネットで検索すれば、さまざまな内部対策が解説されたページがあります。それを見れば、お金をかけて外注しなくても、後から自分でもできそうだと思うかもしれません。

実際に、多くのSEO解説記事では、内部対策に関して「後から直す方法」の改善テクニックが語られています。

しかし、その解説記事を読み解くだけでもある程度の専門的な知識が必要です。WEB初心者の方ならば、専門用語が多い記事は、何が書いてあるか理解するだけでも時間がかかるでしょう。そして、もし誤った方法で修正してしまうと、逆に検索順位を下げてしまうリスクもあります。

後から内部構造を変えると、どのような問題が発生するのでしょうか。

HTMLを正しく書けずにレイアウトが崩れる

HTMLは「構造」を表す言語のため、ほんの少しのミスでも問題が発生します。デザインが崩れるだけでなく、ボタンが押せない・見出しが表示されない・スマホ表示がおかしくなる、といった現象も起きてしまいます。

Google がページ内容を誤って理解してしまう

HTMLタグの構造に誤りがあると、正しくインデックスされません。そうなると、重要なページが検索結果に表示されない、意図しないキーワードで表示されてしまうなど、SEOのトラブルにつながってしまいます。

リダイレクト・URL変更の失敗で順位が急落

後からサイト構造(URL階層・ディレクトリ)を変えると必ずリダイレクトが必要です。リダイレクトとは、古いURLに来た人やクローラーを、新しいURLへ自動で案内する仕組みのことです。

この設定を誤ると、404エラーが表示されたり、間違ったページへリダイレクトされたりするほか、今まで積み上げたSEO評価がゼロに戻ってしまう場合もあります。

“後から直すほど”時間とコストが跳ね上がる

当然ですが、ページ数が多ければ多いほど、修正箇所は増えていきます。修正が多ければ、それだけ時間もかかります。外注すれば、そのぶんの費用もかさみます。HP制作前なら5分で済む設定が、公開後だと数時間〜数十時間かかることも珍しくありません。

後から内部対策を実施しようとすると、こうしたさまざまなリスクが伴います。

制作時によくある3つの失敗パターン

制作時によくある3つの失敗パターン

私たち制作会社は、内部対策は後からやる「リフォーム」ではなく、最初にやる「設計」だと捉えています。

家を建てた後に、「やっぱり耐震構造にする」「柱の位置を変えたい」など、設計そのものを変えるのはかなり難しいでしょう。同じように、ホームページのカテゴリ設計やURL構造といった「内部構造」を後から変えるのも、相応のリスクがあるのです。

内部対策を考えずにホームページを制作すると、後で大きな修正費用が発生したり、集客できないサイトになってしまうことがあります。

当社では“初心者でも正しく内部対策ができる仕組み”を整えていますが、すべての制作会社がそうとは限りません。また最近は無料ツールでも完成度の高いHPを作れますが、SEOが効くビジネスに役立つページを作るには、やはりWEBの専門知識は欠かせません。

実際に、当社を解約後「自分で作ってみる」と挑戦したものの、設定の複雑さに挫折し、再契約される方もいらっしゃいます。

ここでは、内部対策を後回しにしてしまった場合の、特に多い “3つの失敗例” を紹介します。

失敗例1:『安さ』だけで制作会社を選んだケース

格安制作会社でHPを作成。公開後、なかなか検索順位が上がらず、問い合わせもゼロ。不安になってSEO会社に診断を依頼すると裏側のコード(HTML)に間違いが多く、「内部構造から作り直しが必要」と数十万円の見積もりとなった。

当初の予算以上の出費に加え、作り直し期間として数か月の機会損失。「最初から内部対策を考えてくれる会社を選ぶべきだった…」という声が最も多いケースです。

失敗例2:『デザイン重視』で選んだケース

おしゃれなデザインにこだわったHPを作成。でも実はHTMLの構造を見てみると、タグが正しく設定されておらず、見出しの階層などもバラバラで、Googleが正しく理解できない構造になっていた。そのため、検索上位にまったく表示されない。

見た目が良くても、内部構造が悪ければSEOは機能しません。「デザインに力を入れて内部が崩れている」パターンはよく発生します。

失敗例3:『WordPress=SEOに強い』という誤解

「WordPressならSEOが強いらしい」と聞いて導入。自分でホームページを作ってみたが、やり方を調べても専門用語が多くて設定方法がわからない。表示速度も遅くなってしまった。インデックスもうまくできなくて、検索結果に表示されない。

WordPressは“SEOがしやすいCMS”であって、導入しただけでSEOが完成する魔法のツールではありません。正しく設定するには内部構造・HTML・表示速度・セキュリティなどの知識が必須です。WEB初心者には難易度が高く、「導入はできても、最適化できない」ことで失敗します。

失敗を防ぐ内部対策のポイント

ここで挙げた失敗例のように、内部対策を軽視すると、検索順位が上がらない・追加費用や時間のロスといった失敗が起こりがちです。

しかし、失敗例を理解していれば、防ぐ方法はシンプルです。「ホームページ制作の段階で、最低限は押さえるべき内部対策を確実に行う。」これが、後からのリフォームのように手間や費用をかけずに済む、最も効率的なSEO戦略です。

次の章では、制作時に絶対に確認すべきSEO内部対策チェックリスト10選をご紹介します。ホームページに「正しい土台」を作り、失敗リスクを大幅に減らすために、ぜひチェックしてみてください。

HP制作時に絶対やるべきSEO内部対策|チェックリスト10選

HP制作時に絶対やるべきSEO内部対策|チェックリスト10選

ここからは、ホームページ制作時に「これだけは絶対に確認してほしい」というチェック項目をご紹介します。

SEOの専門サイトなどでは、内部対策として20~30項目のチェックリストをよく見かけます。しかし、そのチェック項目の内容でさえ何のことかわからない…と思う方は少なくないのでは。それだけ、内部対策は専門知識が必要な分野なのです。

そこで、制作会社として「これだけは絶対に確認してほしい」という10項目を厳選しました。これらはWEB初心者の方でも、ホームページを所有するなら最低限知っておいてほしい内容です。

このチェックリストで、「自社のホームページで何を確認すべきか」を明確にしておきましょう。

チェック項目 わかりやすく言うと なぜ重要?
タイトルタグ
(title)
検索結果の「看板」 クリックされるかどうかが決まる
見出しタグ
(h1, h2…)
本の「目次」 Googleがページ内容を理解する鍵
メタディスクリプション 検索結果の「紹介文」 魅力的でないとクリックされない
スマホ対応
(モバイルフレンドリー)
スマホでも快適に見られる Googleはスマホ版で評価する
SSL化(https) 通信の暗号化 ないと警告が出て訪問者が離脱
パンくずリスト 「現在地」の表示 サイト内の迷子防止、Google評価UP
XMLサイトマップ Googleへの見取り図 Googleに早く見つけてもらえる
内部リンク ページ同士を繋ぐ道 サイト内の回遊率UP、孤立ページ防止
画像の最適化 軽量化+説明文 表示速度とGoogleの理解度に影響
10 URLの正規化 住所の統一 評価の分散を防ぐ

続いて、このチェックリスト10項目について、それぞれ何を意味するのか、なぜ重要なのかをわかりやすく解説します。

1.タイトルタグ(title) 

検索結果で一番大きく表示される「ページの看板」です。クリック率と検索順位に最も大きく影響します。

確認ポイント

  • 各ページが固有のタイトルになっているか?
  • 30文字前後が目安
  • 狙いたいキーワードが含まれているか
NG例 「トップページ | 株式会社◯◯」(全ページ同じ)
OK例 「ホームページ制作 | 東京・中小企業向け | 株式会社◯◯」

2.見出しタグ(h1, h2…)

本の「目次」を作るタグです。デザインのためではなく、文書の構造を整理するために使います。

確認ポイント

  • h1は1ページに1つだけ
  • h1 → h2 → h3 の順番を守る
  • デザインのために順序を無視していないか
NG例 h1が3つある、h2の次にいきなりh4
OK例 h1 → h2 → h3… と階層順に使用

3.メタディスクリプション

検索結果のタイトルの下に表示される「紹介文」です。順位には直接影響しませんが、クリック率(集客数)を大きく左右します。

確認ポイント

  • 80〜120文字程度
  • ページ内容を簡潔に説明
  • そのぺージを読むメリットが伝わるか
NG例 「株式会社◯◯の公式サイトです。」
OK例 「中小企業向けHP制作。SEO対策込み・月額9,800円〜。無料相談受付中。」

4.スマホ対応(モバイルフレンドリー)

今や検索の7割以上はスマホです。Googleは「スマホ版のサイト」を基準に評価するため、スマホ対応は必須条件です。

確認ポイント

  • 自分のスマホで実際に表示確認
  • 文字が小さすぎないか
  • ボタンが押しにくくないか
  • 横スクロールが発生しないか

5.SSL化(HTTPS)

通信を暗号化し、セキュリティを高める設定です。未対応だとブラウザに「保護されていない通信」と警告が出て、訪問者が逃げてしまいます。

確認ポイント

  • ブラウザのアドレスバーに鍵マークがあるか
  • URLが https:// で始まっているか

6.パンくずリスト

「TOP > サービス > 料金」のように、今どこにいるかを示すナビゲーションです。ユーザーの迷子を防ぎ、Googleにサイト構造を伝えます。

確認ポイント

  • ページ上部に「TOP > ◯◯ > ◯◯」の表示があるか
  • クリックして移動できるか

7.XMLサイトマップ

Googleのロボット専用の「サイトの見取り図」です。作ったページを素早くGoogleに見つけてもらうために必要です。

確認ポイント

  • https://example.com/sitemap.xml にアクセスできるか
  • Google Search Consoleに登録されているか

8.内部リンクの設置

内部リンクは、サイト内のページ同士をつなぐリンクです。ユーザーがサイト内を迷わず行き来でき、Googleにも内容を理解してもらいやすくなります。SEO対策において、ユーザビリティとGoogleの評価、両方に影響する重要な要素です。

リンクを貼る際は、「詳細はこちら」ではなく「SEO内部対策の費用はこちら」のように、リンクの文字(アンカーテキスト)に内容を含めるのが重要です。

確認ポイント

  • 各ページに関連ページへのリンクがあるか
  • 孤立したページがないか
  • リンクの文字(アンカーテキスト)に内容が含まれているか

9.画像の軽量化・alt設定

Googleは画像を目で見ることができません。「alt属性(代替テキスト)」で何の写真か説明する必要があります。また、画像の容量が大きいと表示速度が低下します。

確認ポイント

  • 画像ファイルサイズが適切か(1枚200KB以下が目安)
  • すべての画像にalt属性が設定されているか
NG例 <img src="img001.jpg" alt="">
OK例 <img src="office.jpg" alt="明るいオフィスで働く社員の様子">

10.URLの正規化

「wwwあり・なし」や「index.htmlあり・なし」など、同じページなのに複数のURLが存在する状態を防ぎます。評価の分散(カニバリゼーション)を防ぐために重要です。

確認ポイント

  • http://example.com と http://www.example.com のどちらでアクセスしても、同じURLに統一(転送)されるか?

まとめ:まずはこの10項目を確認

この10項目は、ホームページ制作の「最低限の土台」です。どんなに良いデザイン・コンテンツを作っても、この土台がなければGoogleにも人にも届きません。

専門的なことはよくわからない…という場合も、これらの項目だけでも理解できるようにしておくと、SEOで成果をだせるホームページに近づきます。

制作会社に確認したい内部SEO対策についての10の質問

制作会社に確認したい内部SEO対策についての10の質問

ホームページ制作の土台となる10項目をチェックしたら、次は実際に制作会社に確認してみる具体的な質問例を考えてみましょう。

制作会社を選ぶ際、または見積もりを受け取った際に、この10項目の質問に納得できる回答があるかどうかが重要です。

これら10の質問に対して、明確に答えられる制作会社は内部対策を理解しているため、安心といっていいでしょう。もし曖昧な回答が多い場合は、内部対策が不十分かもしれないという判断基準になります。

見積もりや打ち合わせ時に、確認してみてください。

質問1:タイトルタグについて

各ページのタイトルタグは、個別に設定できますか?それとも全ページ共通のテンプレートですか?

安心できる回答例
  • 各ページごとに個別設定できます。
  • 管理画面から簡単に変更可能です。
要注意な回答例
  • 基本的に『会社名 | 公式サイト』で統一しています。
  • タイトルは変更できません。
  • HTMLを直接編集すれば可能です。(=初心者には無理)

質問2:見出しタグの構造について

見出しタグ(h1, h2, h3…)の階層構造は、正しく設定されていますか?

安心できる回答例
  • h1は各ページに1つ、h2以降も正しい順序で自動設定されます。
  • デザインはCSSで調整するので、HTMLの構造は崩れません。
  • 納品前に構造チェックツールで検証しています。
要注意な回答例
  • 見出しタグ?それは何ですか?(知識不足)
  • デザインに合わせて自由に使っています。(構造無視)
  • 特に気にしていません。

質問3:メタディスクリプションについて

メタディスクリプションは、各ページごとに個別設定できますか?

安心できる回答例
  • 各ページの管理画面に入力欄があります。120文字以内推奨です。
  • 未設定の場合は、ページの冒頭文から自動抽出されます。
  • 検索結果でどう見えるかプレビュー機能もあります。
要注意な回答例
  • メタディスクリプションは設定していません。
  • 全ページ同じ文章にしています。
  • SEO効果はないので不要です。(間接効果を理解していない)

質問4:スマホ対応について

レスポンシブデザインですか?スマホでの表示確認は、制作フローに含まれていますか?

安心できる回答例
  • 完全レスポンシブ対応です。PC・タブレット・スマホ全て最適化されます。
  • 納品前に表示テストを行います。
  • Googleのモバイルフレンドリーテストで合格確認済みです。
要注意な回答例
  • スマホサイトは別URLで別料金で作ります。(別URL方式は古い)
  • PC版を縮小表示する形です。(真のレスポンシブではない)
  • スマホ対応は今後の予定です。

質問5:SSL化について

SSL証明書は標準で含まれていますか?無料SSLですか、有料SSLですか?

安心できる回答例
  • 無料SSL(Let’s Encrypt)を標準装備しています。
  • 有料SSLも選択可能です。
  • 自動更新されるので、更新忘れの心配はありません。
要注意な回答例
  • SSL化は対応していません。(論外)
  • お客さま自身で設定してください。(サポート不足)

質問6:パンくずリストについて

パンくずリストは自動生成されますか?構造化データも実装されていますか?

安心できる回答例
  • ページ階層に応じて自動生成されます。
  • 構造化データ(BreadcrumbList)も自動で実装されます。
要注意な回答例
  • パンくずリストは別途オプションです。
  • 手動で設定する必要があります。
  • パンくずの表示だけはあります。(構造化データなし)

質問7:XMLサイトマップについて

XMLサイトマップは自動生成されますか?ページを追加したら自動で更新されますか?

安心できる回答例
  • 自動生成され、ページ追加・更新時に自動で反映されます。
  • Google Search Consoleへの登録もサポートします。
  • sitemap.xmlにアクセスすれば確認できます。
要注意な回答例
  • サイトマップは手動で作成する必要があります。
  • XMLサイトマップは作成していません。
  • 更新のたびにお客さまが設定してください。

質問8:内部リンク設計について

サイト設計の段階で、内部リンク構造を考慮していますか?孤立ページが発生しないような仕組みはありますか?

安心できる回答例
  • 設計段階でサイトマップを作成し、すべてのページが3クリック以内でアクセスできるよう設計します。
  • 関連ページへの自動リンク機能があります。
  • グローバルナビゲーションとフッターで全ページに到達可能です。
要注意な回答例
  • リンクはお客様が自由に設定してください。
  • ページを増やしたらご自身でリンクを追加してください。

質問9:画像の最適化について

画像の自動圧縮機能はありますか?alt属性(画像の説明文)は設定されますか?

安心できる回答例
  • アップロード時に自動で圧縮・リサイズされます。
  • WebP形式に自動変換し、表示速度を最適化します。
  • alt属性の入力欄があり、入力をサポートします。
要注意な回答例
  • 画像の圧縮はお客さまご自身でお願いします。
  • alt属性は特に設定していません。
  • 画像はそのままアップロードされます。

質問10:URLの正規化について

URLの正規化(wwwあり・なしの統一、index.htmlの扱い)は対応されていますか?

安心できる回答例
  • wwwあり・なしは自動でリダイレクト(転送)され、統一されます。
  • index.htmlありでもなしでも、同じページとして認識されるよう設定済みです。
  • canonicalタグで正規URLを明示しています。
要注意な回答例
  • お客さまでリダイレクト設定をお願いします。
  • 特に統一していません。
  • URL正規化?何ですか?(知識不足)

【2025年最新】AI検索時代こそ、「内部対策」が重要な理由

【2025年最新】AI検索時代こそ、「内部対策」が重要な理由

ここまでは「普遍的な内部対策」について解説してきました。

2025年現在、Google AI Overview(SGE)などのAI検索や、ChatGPT・Geminiといった対話型AIが急速に普及しています。実は、このAI検索時代だからこそ、内部対策の重要度がこれまで以上に高まっているのです。

ここでは、AI時代における内部対策の重要性と、具体的な対応方法を解説します。

AIは「整理整頓されたサイト」を情報のソースにする

従来のGoogle検索は、「キーワードに関連するページを探す」という方法でした。しかし、AI検索は「内容を理解して、答えを生成する」という仕組みになっています。

何かを質問されたAIが回答を作る際、インターネット上の膨大なサイトから情報を探します。このとき、AIは人間のように「なんとなく」でページを読んでいるわけではありません。HTMLの構造(コード)を見て、内容を理解しているのです。

つまり、内部対策によってHTML構造がしっかりできているサイトは、AIにも「優良な情報源」と認識されやすくなるのです。内部対策=AIに正しく理解してもらうための「翻訳作業」とも言えます。

これからの時代、AIに選ばれる(=検索結果でAIに紹介される)サイトになるためには、制作段階での「正しい設計」は避けて通れません。

以下のように整理整頓されたサイトが、AIに優先的に使われる土台になります。

  • h1〜h3が正しく並んでいる
  • パンくずや構造化データでページの関係性が明確
  • URLが整理されている
  • 同じ内容のページが複数存在しない(正規化されている)

「誰が書いたか」をAIに伝えるE-E-A-T対策 信頼性の明示

昨今のSEOで重視されているのが「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」です。

これは簡単に言えば、そのページの内容は「どこの誰が言っているのか? その情報は信用できるのか?」ということです。

人間なら、サイトの雰囲気や「創業〇〇年」という画像を見て信頼性を感じるかもしれません。しかし、AIやロボットは画像を「見る」ことが苦手です。

そこで、内部対策(構造化データなど)を使って、AIに直接自己紹介をする必要があります。

特にAI検索は、「誰が書いたか分からない情報」を引用することを避けます。そのため、サイト内に次のような情報を明確に記載しておくことが重要です。

【制作段階で実装すべき要素】

  • 会社概要ページの充実: 会社名、所在地、電話番号などをテキストで明確にする。
  • 運営者情報の明示: 「誰が運営しているサイトか」を構造的にマークアップする。
  • 実績やプロフィールの記述: 専門家であることをAIに伝える。

これらを正しく設定することで、AIは「このサイトは実在する専門家が運営している、信頼できる情報源だ」と認識し、評価を高めます。

正しくやれば、成果につながる

AIの判断は、人間よりもある意味で「厳格」です。 コードの書き方が間違っていれば「エラー」と判定し、正しければ「正解」と判定します。ごまかしが効きません。

これは逆に言えば、「正しい内部対策を行えば、確実に成果につながる」というチャンスでもあります。

内部対策を正しく行い、AIが理解できる形でサイトを作れば、

  • SGE(Google AI Overview:Googleの生成AI検索機能)の回答文に引用される
  • 回答横のリンクに掲載される
  • 従来検索でも専門性評価が上がる
  • 必要なページが正しくインデックスされる

というAI時代のSEOの勝ちパターンに自然と入れます。

多くの競合サイトが、見た目だけのデザインや、小手先のテクニックに走る中で、「正しい構造(内部対策)」を持つサイトは、AI時代において優位性を持つことになるのです。

これからホームページを作るなら、「人間に好かれるデザイン」と「AIに好かれる内部構造」、この両方を兼ね備えたサイトを目指しましょう。

内部対策チェックに使える無料ツール(初心者向け)

「内部対策の重要性は理解できた。でも、自分のサイトは今どうなっているの?」

そんな疑問にお答えするため、専門知識がなくても使える、内部対策チェック用の無料ツールをご紹介します。

これらのツールを使えば、制作会社に依頼する前でも、既存サイトでも、今すぐ自分でチェックできます。

PageSpeed Insights:表示スピードを測定

PageSpeed Insights

Googleが公式に提供しているPageSpeed Insightsは、ページの表示速度を測定するツールです。 使い方は簡単で、調べたいページのURLを入力してボタンを押すだけです。

「画像のサイズが大きすぎる」「サーバーの反応が遅い」といった具体的な改善点も教えてくれます。

まずはこのテストで「50点以上(黄色)」を目指しましょう。「赤色(0~49点)」の場合は、ユーザーがストレスを感じている可能性が高いため、画像の軽量化などの対策が必要です。

Search Console:インデックスやエラーの確認

Search Console

Search ConsoleもGoogle公式の必須ツールです。「Googleアナリティクス」が”人が来た後の動き”を見るのに対し、「Search Console(サーチコンソール)」は”Googleロボットの動き”を見るツールです。

指定したページがGoogleに正しくインデックス(登録)されているか、サイト内で「エラーが出ているページ」や「除外されているページ」がないかがわかります。

「記事を書いたのに検索に出てこない」という時は、まずここでエラーが出ていないか確認しましょう。 

META SEO inspector:HTMLチェック

META SEO inspector

META SEO inspectorはGoogle Chrome(ブラウザ)にインストールして使う、無料の拡張機能です。 WEB初心者の方に最もおすすめしたいツールです。

ページを開いてアイコンをクリックするだけで、そのページの「titleタグ」「meta description」「hタグ(見出し)の階層構造」などが一覧で表示されます。<h1>が空欄になっていないか、descriptionが全ページ同じではないかなどがすぐわかります。

制作会社からサイトが納品されたら、このツールでトップページや主要ページを開いてみてください。

Screaming Frog:構造化データのチェック

Screaming Frog

Screaming Frogはパソコンにインストールして使うソフトです(無料版あり)。 少し上級者向けに見えますが、操作はURLを入れてスタートを押すだけです。

サイト内の全ページを巡回し、「リンク切れ(404エラー)」や「タイトルの重複」などを一括で洗い出してくれます。

リニューアル直後や、ページ数が増えてきた時に、「どこかでリンクが切れていないか?」をチェックするのに便利です。

SEO内部対策に関するよくある質問(FAQ)

SEO内部対策に関するよくある質問(FAQ)

ここまで読んで「まだ疑問が残る…」という方のために、よくある質問にお答えします。

Q1. SEO内部対策は自分でできますか?

HTMLやサーバーの基本的な知識があれば、ご自身で設定することは可能です。

ただし、ページを増やすたびにタグの階層を確認したり、リンク構造を設計し直したりするのは、非常に手間がかかります。また、既存サイトの構造を変える作業は、失敗すると検索順位が大きく下がるリスクがあります。

SEO対策より「本業に集中したい」という場合は、最初からシステムで自動化できるツール(CMS)を使うか、プロに任せることをお勧めします。

Q2. 内部対策だけで上位表示できますか?

いいえ、内部対策だけでは不十分です。内部対策は、あくまで「土台(マイナスをゼロにする作業)」です。 その土台の上に、ブログ記事などの「質の高いコンテンツ」と、被リンクといった「外部からの評価」が積み上がって初めて、検索順位は上がります。

「内部対策をしたのに順位が上がらない!」という場合は、土台はできているものの、その上に載せる「中身(コンテンツ)」が不足しているケースがほとんどです。逆に、土台がしっかりしていれば、良いコンテンツの効果が最大化されます。

Q3. 制作会社の「SEO込み」はどこまで?

会社によって全く異なります。必ず確認してください。「SEO対策込み」と言っても、その中身は、以下のように制作会社によって千差万別です。

  • A社: 「SEOプラグイン」をインストールするだけ。(設定はお客さま任せ)
  • B社: タイトルやディスクリプションの入力枠を用意するだけ。
  • C社: サイト全体のキーワード設計から、内部構造の最適化まで行う。

契約後に「やってくれると思っていたのに…」と後悔しないよう、記事内で紹介した「制作会社に確認したい10の質問」を使って、事前に範囲を明確にしておきましょう。

Q4. AI時代でも内部対策は必要ですか?

はい。むしろAI時代だからこそ重要性は増しています。その大きな理由は以下の3つです。

  1. AIは構造(HTML)を見て内容を判断している
    内部対策ができていないと、AIがサイトを理解できない
  2. 正しい構造のサイトが引用されやすい
    ChatGPT、Google AI Overviewなどで情報源として選ばれる
  3. AIの判断は厳格
    構造が正しければ評価される、間違っていれば評価されない

2025年以降、内部対策の重要性はさらに高まっていると言えます。

Q5. WordPressなら内部対策は不要ですか?

いいえ、WordPressを使えば自動的にSEOに強くなるわけではありません。

WordPressはあくまで「道具(ツール)」です。 「SEOに強いテーマ」を選び、適切なプラグインを導入し、正しい設定を行って初めて効果を発揮します。

逆に、設定を間違えると「表示速度が遅くなる」「セキュリティが脆弱になる」といったデメリットも発生します。WordPressを使う場合でも、正しい内部対策の知識は必須です。

まとめ

本記事では、SEO内部対策の重要性と具体的なチェックポイントについて解説してきました。最後に、この記事の要点を整理しましょう。

  1. 内部対策はサイトの土台
    GoogleやAI検索に正しく評価されるためには、まずHTMLやサイト構造を整理することが重要。内部対策が不十分だと、正しく検索結果に反映されません。
  2. SEO内部対策は「最初の設計」で決まる
    後から直すと、思いがけない時間と費用がかかることも。制作段階で正しく設計すれば、手間もコストも最小限で済みます。
  3. AI時代、構造の正しさはより重要に
    ChatGPTやGoogle AI Overviewなど、AIに選ばれるサイトになるには、正しいHTML構造が必須。E-E-A-T(信頼性・専門性)を内部構造で示すことも、AI時代のSEOでは不可欠です。
  4. 自分で管理するか、プロに任せるか
    無料ツールなどでHPを自作する場合、内部対策の学習・管理に時間がかかります。本業に集中したいなら、内部対策が自動化されたCMSやプロへの依頼を検討しましょう。

SEO内部対策の分野は専門用語も多く、難しかったかもしれません。しかし、この「土台」を理解しているかどうかで、ホームページの成果は大きく変わります。

この記事が、あなたのホームページ制作やリニューアルを成功させるための、確かな指針となれば幸いです。

内部対策を「標準装備」にする選択肢(制作を検討している方へ)

ここまで読んで「知識としては分かったけど、これを全部自分で管理するのは無理だ…」と感じた方も多いのではないでしょうか。

実際、今回ご紹介したHTMLやサイト構造の設定を、日々の更新の中で完璧に守り続けるのは、プロでもない限り非常に困難です。手動での管理には、どうしてもヒューマンエラー(設定ミス)がつきものです。

「SEOにはこだわりたい。でも、難しい勉強をする時間はない」もしそうお考えなら、「あきばれホームページ」のCMS(ホームページ作成ツール)をご検討ください。

当社がご提供するCMS【Buddy】は、難しいHTMLを覚えなくても、ブログ感覚で文字を入力するだけで、自動的にAIやGoogleに好かれる「正しい構造」のサイトが出来上がります。「SEOに強いホームページを、手間なく運用したい」 「リニューアルで、今度こそ集客できる土台を作りたい」そのようにお考えの方は、ぜひ一度私たちにご相談ください。

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WMSデジタルマーケティング分析室

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この記事は、WEB集客コンサルタント(中小企業のサイト構築300件以上・コンサル500件以上)と、検索キーワードから記事を設計するコンテンツ企画担当者が中心となり監修しています。

その実践的な知見と、当社が20年以上蓄積したオーガニック検索の成功データを元に、コンテンツ・SEOライティングで10年以上の経験を持つ専門WEBライターが記事を執筆。専門知識も分かりやすく解説し、検索順位向上に貢献する情報としてお届けします。

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