ホームページ料金の削減ポイント
初期費用も更新費用も、どうしてもかさんでしまうのが従来型のホームページでした。このページでは、そんなホームページ料金の削減ポイントをお話しします。
費用を惜しんで更新しない
でも実は、多くの企業ではこうした更新費用を払ってはいません。それは更新費用を惜しんで更新しないから。
毎月、何万円もの更新費用を払うのがもったいないので、多くの企業はほとんど更新を行わないのです。
季節が夏から冬に変わっても、夏用の商品を掲載したままのホームページはたくさんあります。実店舗ではさまざまなキャンペーンを行っているのに、更新費用を惜しんで、ホームページには古いキャンペーンをのせたまま。そんなホームページもたくさんあります。
たしかに毎月、多額の更新費用を払うのは大変です。でも必要な更新を行わないと、決して成果はあがりません。
実店舗では季節にあわせて商品の見直しを行ったり、陳列を変更したり、さまざまな変更を行っていると思います。ポップの付け替え、価格の変更、セールストークを変えることも日常茶飯事でしょう。
なぜそんな風に変更するのか?それはその方が成果があがるから。日々の商売の中で、さまざまな試行錯誤や改善を繰り返しながら、より多く売上をあげたり、お客さんの満足度を向上させようと努力しているのです。
ホームページも同じです。実店舗と同じように、ホームページも日々試行錯誤や改善を繰り返さなければいけないのです。
でも更新費用がかかるので、多くの企業ではこうした改善や変更を行いません。その結果ホームページがいつまでたっても最初に作ったままの状態。当然、お客さんの反応は得られません。
つまり、ホームページが役に立たない一番の理由は、ホームページを更新しないからなのです。
ホームページを自作する
それなら作成業者に頼むのではなく、いっそのこと自社でホームページを作ろうと考える方もいらっしゃると思います。でも実は、これがまた一苦労。
ホームページを自作するには、一定のホームページ作成スキルが必要です。HTMLやCGIといった専門知識や、ホームページ作成ソフトの操作方法を身につける必要があるのです。
しかもホームページを自作した後も、そのホームページの更新に相当の手間がかかります。2~3ページのコンテンツを追加するだけで、丸一日かかってしまった、ということも決して珍しくはありません。
仕事の合間に、コンテンツの更新に何時間もかかるわけですから、忙しい経営者にとって相当の負担になってしまいます。
また社内で自作した場合、ホームページが素人っぽいデザインになりがちです。いくら一生懸命に作っても、専門デザイナーが作ったホームページに比較したら、どうしても見劣りしてしまいます。
お客さんにライバル企業の格好いいホームページと見比べられたら、素人っぽい自作ホームページで反応をとるのはとても難しいのです。
八方ふさがりの状態
かくして中小企業の経営者には、今まで3つの選択肢しかありませんでした。
- 制作会社に多額の費用を支払う
- その費用を惜しんで更新を行わず、ホームページの反応をあきらめる
- 素人っぽい自作ホームページでライバル企業と勝負する
まさに八方ふさがりの状態。しかしながら、近年の技術進歩が、こうした状況に救いの手をさしのべてくれました。
先ほどもお話ししたように、制作会社のホームページの作成費用や更新費用が高いのは、
- お客さんごとにオーダーメイドでデザインを作成すること
- 単価の高い専門デザイナーに作業を依頼する必要があること
というのが理由でした。逆にもし、
- オーダーメイドをやめ、あらかじめ用意されたデザインから選ぶ
- 専門デザイナーに依頼せず、自分でホームページの更新ができる
ということが可能になれば、ホームページ作成の費用をずいぶん安く抑えることができます。
オーダーメイドではなく既製服のデザイン
スーツをオーダーメイドすると高いのは当然で、既製服なら安くなります。
デザインも同じで、オーダーメイドではなく、既存のデザインの中から選ぶと、コストはそれほどかかりません。
あらかじめプロのデザイナーが用意した「テンプレート(ひな形)」から選択することで、ビジネスでそのまま使えるオシャレなデザインを低価格で実現できるのです。
またこの方法なら、自作ホームページの素人っぽいデザインという問題もクリアできます。
自分でページを作成する
単価の高いデザイナーに依頼するのではなく、自分でページを作成すれば費用はかかりません。
何ページ追加しても、必要なのは自分の人件費だけ。自分が満足するまで必要なページを用意できます。
20ページのホームページを、すべて単価の高いデザイナーに作ってもらうと、高い制作費用が請求されてしまいます。
でも、3ページを制作会社に作ってもらい、残りの17ページを自分で作れば、制作費用を随分と安く抑えることができるのです。
更新費用を気にせず、ページ追加が可能
また自分で更新すれば、ホームページが完成した後の更新費用もかかりません。
今まで制作会社に支払う更新費用を惜しんでまったくホームページを更新できなかったのが、自分で更新すれば、実店舗と同じようにホームページを自由自在に改善できるのです。
このように、
- オーダーメイドではなく、テンプレートの中からデザインを選ぶ
- 高単価のデザイナーにすべて頼むのでなく、できるところは自分で更新する
ということさえできれば、ホームページの制作費用も、ホームページ公開後の更新費用も、ずいぶん安くできるのです。
ブログの登場
こうした考え方を実現するツールのひとつが、「ブログ」です。
この「ブログ」という新しいツールを利用することで、
専門スキルがなくても誰でも簡単にホームページを更新できる
ようになったのです。
ブログは、「多額のホームページ制作費用が必要」そして「更新費用を惜しんでホームページを更新しない」という課題を解決してくれるツールです。
そこで、次のページからは、この「ブログ」について詳しくお話ししたいと思います。中小企業のホームページ更新に新たな可能性をもたらした「ブログ」について、じっくりとみていきましょう。