そこで、通信販売のノウハウを持たない多くの企業にお勧めしているのが、「ネットで集客」して、「実社会でセールする」という考え方です。売るためのホームページではなく、お客さまを集めるためのホームページを目指しましょう。
ネット集客のプロセス
上図のように、今までの「実社会での集客」に加え、「ネットで集客」するプロセスを加えます。「ネット」で集客し、そのお客さまを「実社会」に連れてきて、あとは営業マンがセールスする、そんなプロセスに変えていくのです。
ネット(ホームページ)で集客して、そのお客さまに電話で問い合わせしてもらいましょう。電話さえもらえれば、営業マンが飛んでいって、得意のセールステクニックを駆使してセールスできると思います。
あるいはホームページで集客して、店頭に来店してもらってもいいでしょう。
今までやっていた新聞の折り込みチラシや広告の代わりに、ホームページでお客さまを集めるのです。難しい「ネットのセールス」は諦めますが、そのかわり「ネットで集客」するためにホームページを使うのです。
ホームページの目的を集客に
売れない商品を一生懸命ホームページで売ろうとするのではなく、ホームページで「集客」することに注力してください。ホームページの最大の目的は、ホームページ経由でお客さまに問い合わせしてもらうこと、という風に考えて以下の3つのステップを踏んで集客を試みましょう。
STEP.1
まずは、ホームページにアクセスしてくれたお客さまに、サービスの魅力を伝えましょう。ホームページの内容がよければ、お客さまはきっとサービスに興味を持ってくれます。
STEP.2
次に、ホームページにアクセスしてくれたお客さまに、電話でもメールでも構わないので、問合せをしてもらいましょう。もちろん資料請求やサンプル請求でもかまいません。店舗をお持ちの会社なら、直接来店してもらってもいいでしょう。
STEP.3
その後は、今までの営業活動と同じです。今までチラシで集めていたのが、今度はホームページに変わっただけ。今までと同じやり方でセールスすれば、すぐに成果が出ることと思います。
ホームぺージでお客さまを集めよう
このように、ホームページでお客さまを集めることに注力することが、ホームページで成果をあげる最も簡単な方法です。売るためのホームページではなく、「お客さまを集めて、営業マンの前に連れてくるためのホームページ」。
ぜひそのように考えてホームページの活用法を検討してみてください。