多くの企業ホームページには「問合せ」や「資料請求」するページにメールフォームが設置されています。【あきばれホームページ】の提供するホームページでは、簡単にフォームを設置することができます。
何気なく利用する機会の多いメールフォームですが、メリットとデメリットがあり、ちゃんと理解しておくことでより効果的に利用することができます。
また問合せをしてもらいやすくなるポイントも、わかりやすく解説しますので、ホームページ初心者の方は、ぜひ最後までお読みくださいね。
メールフォームとは?
改めてメールフォームについて解説しておきます。
メールフォームとは、アクセスしたユーザーがホームページに直接テキストを入力して送信ボタンをクリックするだけで、メールを送ることのできる仕組みを指します。
初めに述べたとおり、メールフォームでは、
- 問合せ
- 見積もりの依頼
- サービスの資料請求
- セミナー(ウェビナー)の参加申込み
- アンケート調査
- 会員登録
など、様々な場面で利用することができます。
メールソフトを起動しなくてもメールを送信できるようになり、必要な項目を間違いなく受信できるため、たいへん便利な機能といえます。
メールフォーム設置の5つのメリット
メールフォームを設置する代表的なメリットは下記の5つです。
メリットを理解したうえで、より効果的なフォームを設置しましょう。
1)メッセージを送るハードルを下げられる
メールフォームからメッセージを送ることができれば、メールソフトをわざわざ立ち上げる必要がないため、ユーザーの行動するハードルを下げ、見込み顧客を取り逃しにくいメリットがあります。
2)必要な情報を確実に得られる
メールフォームは事前に必要項目が設定できるため、必要な情報を確実に得ることができます。
企業側が、必ず得たい情報は「入力必須」の項目に設定すれば入力漏れを防止することができます。
3)自動返信による業務効率化
迅速な一次対応は、顧客に安心感を与えることができます。せっかく問合せたのに、何日も放置されてしまえば顧客を失う原因になります。
メールフォームは、完了ページまでが基本的にセットになっています。
正常に送信されると完了ページが表示され、自動的にユーザーにアクションを返すことができます。自動返信する機能があれば、より効果的です。
4)入力間違いを防止することができる
メールフォームによっては、入力内容に誤りがないかをチェックする機能があるものがあります。この機能があれば、誤った情報を送信されるリスクを抑えられます。
また郵便番号をもとに住所を自動入力する機能があれば、入力ミスを防げるだけではなく、ユーザーの負担軽減にもつながります。
ラジオボタン、チェックボックス、セレクトボックスといった機能も併せて使えば、より双方にメリットがあります。
5)迷惑メールを防ぐことができる
ホームページ上にメールアドレスを公開していると、迷惑メールが送られてくる危険性が高まります。
メールフォームを設置することで、企業のメールアドレスをサイト内に掲載する必要がなくなるため、自社のパソコンがウイルスに感染するリスクを下げることができます。
メールフォームにはデメリットも?
メールフォームは、メリットだけではありません。
フォームの入力項目が多いと逆に手間がかかり、ハードルが上がりユーザーの問合せ意欲が下がってしまいます。
またメールフォームでは、基本的に文章によるやりとりになります。
文字だけでは伝わらないこともあります。
問合せをしてもらいやすくなるポイント
では、最後に問合せをしてもらいやすくなるポイントをご紹介します。
既に設置している方も、参考にしてください。
入力項目はなるべく少なくする
情報をたくさん得たい気持ちはわかりますが、項目はなるべく少なくしてお客さんの手間を減らしてあげましょう。
最低限必要なのは、以下の3つです。
- お名前(会社名)
- メールアドレス
- お問合せ内容
電話番号や住所などの項目を入れる場合は、任意がおすすめ。
お問合せの種類などを確認したい場合は、チェックボックスを用意すれば、入力の手間を省くことができます。
各項目に、入力例を書いておく
各項目の入力例を書いておくと良いでしょう。
入力例があれば、お客さんを迷わせずに済みます。
まとめ
さて、今回はメールフォームのメリットと設置のポイントについて解説しましたがいかがでしたでしょうか?
ふだん何気なく利用することの多いメールフォームですが、その効果を知っておくことで目的にあったより適切なフォームを作ることができます。
既にホームページに設置されている方は、自社のフォームを一度、見直してみてはいかがでしょうか?