コンテンツを制作して自社サイトのアクセスを増やすためには、SEO対策が欠かせませんよね。そこで検索順位を上げるためにさまざまな施策を講じていらっしゃることでしょう。
しかし、ある日突然Googleからペナルティを受け、アクセスが急落するしてしまったらあなたは対処することができますか？
なぜペナルティを受けたのか、どうすれば解除するかわからなければ、不安ですよね。またそうしたペナルティを受けないために何を気をつけておけばよいか知っておくことはホームページを運営するうえでとても大切です。そこで今回はGoogleペナルティについて解説します。
Googleペナルティとは？
Googleペナルティというのは、Googleが定めている「品質に関するガイドライン」に違反しているWebサイトやページに対して、Googleが課すペナルティを指します。
Googleペナルティを受けると、検索順位が急落したり、検索結果に表示されなくなる、といったことが起こります。
ホームページで集客している企業や店舗にとって、ダメージは大きいですよね。ですから、ペナルティを受けないように留意すること、受けた場合の的確な対処方法を知っておくことは重要です。
ペナルティを受ける原因
Webサイトやページが、Googleペナルティを受ける原因は、該当するページが迷惑行為（スパム行為）をしているとみなされているからです。
具体的な理由としては、下記のようなものがあげられます。
１）独自性のない質の低いページ
コピペサイトや自動生成されたコンテンツ、独自コンテンツではないページはスパムとみなされます。
２）サイト上に不自然なリンクの設置
質の低いサイトからのリンクや、大量の相互リンクはスパムとみなされます。
３）隠しテキストやリンクの設置
背景色と同じ色にして、読者から見えなくしたテキストもスパム行為とされています。また同様に、隠しテキストリンクも不可です。
４）フォントのサイズが小さすぎる
ユーザーに見えないくらいのフォントサイズを適用したテキストも、Googleから隠しテキストとみなされてしまいます。
５）メタキーワード属性スパム
html内の記述（メタキーワードタグ）内に、過剰に多数のキーワードを埋め込むことはスパム行為です。ただし、対策キーワードを記述すること自体はSEOの施策として有効です。
６）メタディスクリプション属性スパム
検索した際にページタイトルの下に表示される、ページの説明にキーワードを記述することもスパムとみなされます。
２種類あるペナルティの種類
ペナルティには「手動対策」と「自動対策」の2種類があります。
手動対策
手動対策とは、Googleの担当者が目視にてサイトを審査し、ガイドラインに違反していると判断した際に手動にて実施されるものです。
手動ペナルティを課せられると、Googleサーチコンソールに警告メッセージが届くのでペナルティを受けたことが分かります。
自動対策
自動ペナルティとは、Googleの検索エンジンが自動的に課すペナルティを指します。たとえば、過剰に多い数のキーワードやコピーコンテンツなどが原因となるものです。
自動対策を受けたサイトは、Googleサーチコンソールに通知が来ません。
何が原因であったかを特定することがやや困難です。
もしもペナルティを受けた場合は…
手動対策によってペナルティを受けた場合は、指摘された箇所を改善したうえでGoogleサーチコンソールから「再審査リクエスト」を送ることで解除することができます。
一方で、自動対策によるペナルティは、問題のありそうな箇所をひとつずつ怪しいところを修正していかなければなりません。
まとめ
さて、今回はGoogleペナルティについて基本的な内容を解説しました。
ペナルティを受けないことがいちばんですが、受けていることを早く気付くことも大切です。
Googleサーチコンソールに登録して、順位確認などもまめに行いましょう。
ペナルティに気付いたら、原因をつきとめて改善を速やかに行い、少しでも早くペナルティの解除につとめましょう。
