経営者向けのメルマガ『経営塾』

ホームページの問題点を洗い出すポイント

うちのホームページはどこが悪いの?

メールレターの読者さんから次のようなお便りをいただきました。

  私の会社では一年以上前にホームページを作ったのですが、まった
  く売り上げにはつながっていません。ホームページで成功している
  会社は山ほどあるのに、なぜうちのホームページがまったくダメな
  のか見当もつきません。どうしていいのかわからない状態です。
  (OS株式会社 O.Kさん)

O.Kさん、お便りありがとうございました。

ダメなのはわかっていても、「どこが悪いのか」がわからない状態ほど
辛いものはありませんよね。(>_<)

O.Eさんと同じように

「うちのホームページが悪いのはわかっているけど、
 どこが悪いのかわからない」

という悩みに、多くの経営者さんが頭を抱えていらっしゃいます。

このメールレターでも毎回さまざまなケースについてノウハウをご提供
しているのですが、

  なぜうちのホームページがまったくダメなのか見当もつきません。

と悩んで場合には、このメールレターの「どこから読んだら参考になる
のか」も、よくわからないと思います。

そこで今回は、

御社のホームページの見直しが必要なポイントはどこなのか

を洗い出すポイントについてお話ししるとともに、見直さなければなら
ない部分について解説しているバックナンバーをご紹介してみようと思
います。

見直さなければならないポイントとその改善策が明らかになれば、売上
げに繋がるホームページに向かって軌道修正をすることもできるはずで
すよ(^o^)

どこで“つまづいている”のかを明らかにしましょう

「ホームページが成功していない」と言われる場合、その状況は大きく
分けて二つに分けられます。

  1)アクセス数が少ない
  2)アクセス者からの反応がない

1)は、アクセス数が少なくて、お客さんにホームページを見てもらえ
ていないという状況。

2)は、見に来てくれる人はいるものの、その後に資料請求や購入・成
約というところまでいかないという状況です。

まずは、

  ・アクセス数は充分なのか
  ・アクセス数に対してどれくらいの反応があるのか

という点について調べてみてください。

もし、これを調べることができないのであれば、まずは「調べてみる」
ことが必要です。

アクセス解析のサービスを導入したり、ホームページ経由での問い合わ
せ件数・購買件数を記録しておくことで、データから状況を把握できる
ようにしておいてください。

問題点を明らかにすることができなければ、改善のしようもありません
からね。(^^)

アクセス解析についてよく知らないという方は、以下のバックナンバー
を読んでみてください。

  【124号 アクセス解析の重要性】
     
  【125号 アクセス解析の重要性(2)】
     
まずはこれらのデータを調べて、その結果から御社のホームページがど
の段階でつまづいているのかを明らかにしてみましょう。

1)ホームページのアクセス数が少ない場合

アクセス数を調べてみたときに、ホームページを訪問してくれる人の数
が少なすぎる場合は、アクセスアップ対策が必要です。

ホームページを見てもらうことができなければ、お客さんにアクション
をとってもらうことはできません。

ただし、アクセス数の“多い・少ない”の判断は、事業やサイトの規模
によってまちまちです。

中小企業のホームページですと、一日のアクセス数が50以下というと
ころがほとんどなのですが、この数字を下回っている場合には、まだま
だ改善の余地があります。

過去のメールレターでもアクセスアップの方法について触れています。
参考にしてみてくださいね。

2)アクセスしてくれたお客さんから反応がとれていない場合

アクセス数はそこそこ取れているのに、お客さんからの資料請求や問い
合わせなどの反応がないのであれば、コンバージョンレートを上げるこ
とが必要です。

「コンバージョンレート」とは、アクセスしてくれたお客さんの内、ど
れくらいの人が商品を購入してくれたり、資料請求をしてくれたかを表
す指標です。

この数値を上げることができれば、アクセス数当たりのお客さんの反応
が多くなり、売上げアップにも繋がることになります。

では、コンバージョンレートを上げるにはどんなことをすればいいのか
といいますと、やはりコンテンツを見直さなくてはなりません。

コンバージョンレートをあげる対策は、業種やホームページの目的によっ
ても異なりますが、基本として言えることは、次の三つのポイントです。

A.商品紹介をするのではなく、情報提供型のホームページを目指す

商品の説明をすることが悪いというわけではないのですが、お客さんは
商品の説明を聞きにホームページを訪れるわけではありません。

自分のニーズを満たしたり、悩みを解決するための情報を得るためにやっ
てきます。

すぐに帰らずにホームページ目を通してもらうためには、このホームペー
ジがお客さんの欲求を満たすものであると思ってもらう必要があるとい
うわけです。

もし、御社のホームページを見直してみた時に

  「これは、商品説明だけで終わっているのかもしれない・・・」

と思い当たる点があった場合は、バックナンバーの63号を参考にしてコ
ンテンツの見直しをしてみてください。

  【63号 情報提供型のホームページを目指しましょう】
    

B.ターゲットを決めて、他社より優位に立つための情報を出す

御社の商品・サービスを利用することでお客さんにどんなメリットがあ
るかを打ち出せていたとしても、その内容が他社と同じではいけません。

他社のホームページにと書いてあることが同じでは、お客さんは御社の
商品を買うことのメリットがわかりません。

そうすると、お客さんはが商品を購入する時の判断基準は、内容ではな
く価格の安さなどになってしまいます。

価格だけに依存せず、御社の商品・サービスならではの特徴を打ち出し
て、その特徴がどれだけお客さんにメリットになるのかという情報を提
供していきましょう。

また、お客さんのメリットをはっきりさせたなら、そのメリットがどの
ような客層に対してニーズがあるのかも考える必要があります。

御社の商品を欲しいと思ってもらえるお客さんを効率よく集めることが
できれば、反応がとれる確率も上がるわけです。

この点については、112号と120号でさらに詳しく解説しています。

  【112号 業者の選定基準を教えてあげる】
     
  【120号 ターゲットを決めて特長を打ち出す】
     

御社のホームページの情報を見直してみた時に、

  「うちの商品の良さって、もっと違うところにあるような・・・」
  「どんなお客さんに買ってもらえるのかが想像できないな」

というようなことを感じた場合は、この点を考えて出すべき情報を考え
直してみてください。

C.ホームページの目的を絞る

ホームページで物を売るというのは、とても難しいことです。

インターネットで買い物をするということは、顔の見えない相手と取引
をするということです。

コンテンツで安心感や信頼感を演出することでこれを和らげることはで
きますが、それでも実店舗での商売に比べると難しいという状況は変わ
りません。

そこで、ホームページの目的を資料請求やメールマガジンの登録をして
もらうことに絞ってみるという手が考えられます。

敷居を一段低くすることで、お客さんがアプローチしやすいホームペー
ジにするというわけです。

そして、資料やメールマガジンでホームページよりも深い情報を出して
いくことで、お客さんとの距離を縮め、購入や成約まで繋いでいくとい
う方法です。

  【10号 ホームページ制作での最重要ポイントはホームページの目的を明確にすること
          ・購買率(Conversion Rate)改善のポイント(1)】
     
  【110号 マーケティングとセールスとホームページ】
     

御社のホームページが商品販売を目的にしていて、コンテンツは問題な
いのに思うように購買に繋がっていないという場合は、バックナンバー
の10号と110号を参考にしてみてください。

いかがでしょう、参考になりましたでしょうか?(^^)

なぜホームページが売上げに繋がらないのかわからない場合は、まずア
クセス数や購買数など、データで目に見えるところから分析を始めて、
どこが問題なのかを明らかにしていってみましょう。

どこを直せばいいのかを見つけることができれば、その状況に合わせて
改善策を考えていくことも可能です。

このメールレターもヒントに、がんばってホームページの見直しを進め
てみてください。\(^o^)/

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