ホームページからの問い合わせが増えないときに見直すべき3つのポイント

「ホームページはあるのに、お問い合わせや申し込みがなかなか増えない…」
そんなお悩みはありませんか?
もしかすると、ホームページに来てくれた人が「いいな」と思っても、次の行動に移せていないのかもしれません。その原因は、ページの使いづらさや、必要な情報が見つからないことなど、ちょっとしたことが重なっている場合が多いのです。
本記事では、ホームページで“成果”を出すために必要な3つの見直しポイントを、WEB初心者でもわかるように紹介します。専門的な知識がなくても大丈夫。小さな工夫が、大きな改善につながることもあります。
まずは、今のホームページがどんな状態か、一緒に見直していきましょう。
【あきばれホームページ】では、ホームページに関するさまざまな疑問やお悩みに無料でお答えしています。問合せを増やしたい、SEO対策を具体的に知りたい、などお気軽にご相談ください。
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コンバージョン率(CVR)とは?意味と重要性

ホームページを見てくれた人が、どれくらい「お問い合わせ」や「申し込み」といった行動につながったかを表すのが、「成果の割合」です。これを専門的には「コンバージョン率(CVR)」と呼びます。
たとえば、100人がホームページを訪れて、そのうち2人が商品を買ったとしたら、「成果の割合」は2%になります。つまり、「たくさんの人が見に来たけれど、実際の行動にはつながらなかった」という場合は、この数字が低くなっているということです。
この「成果の割合」を高めることができれば、同じ数のアクセスでも、より多くの申し込みや問い合わせが期待できます。広告費や制作費をかけずに、今あるホームページで結果が出せるようになるので、コストパフォーマンスの面でも大きなメリットがあります。
「アクセスはあるのに反応がない…」と感じたら、まずはこの数字を見直してみるのがおすすめです。
STEP.1 まずは自社ホームページの現状をチェックしよう

ホームページで「成果」を出すためには、まず今の状態を正しく知ることが大切です。
どこがうまくいっていて、どこに改善の余地があるのかを見つけることで、無駄のない対策ができます。
ここでは、はじめに確認しておきたい4つのポイントをご紹介します。
1. 会社・お店の印象がちゃんと伝わっているか
ホームページを見た人に、「この会社はどんな雰囲気なのか」「どんな考え方を大事にしているのか」がきちんと伝わっているでしょうか?
たとえば、本当は「親しみやすさ」や「低価格」が強みなのに、色づかいや写真の選び方が高級感のある雰囲気になっていたら、見た人に誤解を与えてしまうかもしれません。
逆に、「安心感」や「信頼性」を伝えたいのに、デザインがバラバラで統一感がなかったり、ごちゃごちゃした見た目になっていると、本来の良さが伝わりにくくなります。
色づかい、写真、ロゴ、言葉の選び方などを見直して、「この会社は、こんな雰囲気で、こんな想いがあるんだな」とすぐに伝わるように整えていきましょう。
2. 検索で見つけてもらえる工夫や、表示の速さに問題はないか
ホームページは、作っただけでは見てもらえません。検索サイトで上の方に表示されるようにする工夫や、ページがサッと表示されることもとても大事です。
たとえば、ページを開いたときに時間がかかると、見に来た人はイライラしてすぐに離れてしまいます。また、検索でまったく出てこない状態では、せっかくの内容も誰にも届きません。
こうした点は、スマートフォンやパソコンで自社のページを開いてみたり、「ホームページ 表示速度 測定」などで調べられる無料ツールを使ったりしてチェックできます。
3. 使いやすさ・見た目・スマホ対応は大丈夫?
ホームページは、「見やすい」「使いやすい」ことがとても大切です。
パソコンでは問題なくても、スマートフォンで見たときに文字が小さすぎたり、ボタンが押しにくかったりすると、すぐにページを離れられてしまいます。
また、ボタンの位置がわかりづらかったり、どこをクリックすれば次に進めるのかわからないといった“迷い”もストレスの原因になります。
スマホやタブレットでも見やすく操作しやすいように、ページの構成やデザインを見直してみましょう。
4. ユーザーが本当に知りたい情報は載っているか
ホームページに来る人は、何かしらの「知りたいこと」があって訪れています。
たとえば「サービスの内容」「料金」「よくある質問」「お客様の声」など、気になる情報をちゃんと載せているでしょうか?
もし、「どこを見ても料金が書いてない」「専門用語ばかりでよくわからない」といった状態なら、せっかく興味を持ってくれた人でも、そのままページを閉じてしまう可能性が高いです。
「お客様は何を知りたくてこのページに来るのか?」という視点で、情報の出し方やわかりやすさを見直してみましょう。
以上の4つのチェックポイントを参考に、自社のホームページの「今」をしっかり確認してみてください。ここで問題が見つかれば、それは“改善できるチャンス”でもあります。
STEP.2 成果が出ない理由を探ってみよう

ホームページの今の状態をチェックしたら、次は「なぜ成果につながっていないのか?」を考えてみましょう。
実は、多くのホームページで成果が出ない理由は、ちょっとした「伝え方」や「使い勝手」にあります。以下の4つのポイントを参考に、思い当たるところがないか見直してみましょう。
1. ターゲット(想定するお客様)は明確?
あなたのホームページは、「誰に向けて作られているか」がはっきりしていますか?
たとえば、学生向けの商品なのに、言葉づかいがとても固かったり、年配の方向けのサービスなのに、派手な色づかいで若者向けの印象になっていたりすると、伝えたい相手に届きません。
どんな人に見てもらいたいかを明確にすれば、その人に合った色・言葉・写真などを選ぶことができます。
ホームページ全体がその「人向け」に合わせた雰囲気になっていれば、「私のためのサイトだ」と感じてもらいやすくなります。
2. 入力フォームが使いづらくないか
「お問い合わせ」や「申し込み」の最後のステップにあたる入力フォーム。
ここでつまずいてしまうと、せっかく興味を持ってくれた人が離れてしまいます。
たとえば…
- 入力項目が多すぎて面倒
- どこまでが必須かわからない
- エラー表示が出ても理由がわからない
- スマホでは入力しにくい
…など、使いにくいと感じるポイントがあると、途中でやめてしまう人が増えます。
「自分でもこのフォームなら使いたいと思えるか?」という視点で、見直してみましょう。
3. ページの構成や導線に迷いはないか
ホームページに訪れた人が、自然と必要なページにたどり着けるような流れ(道すじ)になっているかも重要です。
たとえば…
- どこをクリックすればいいか迷ってしまう
- 「詳しくはこちら」のリンク先がわかりにくい
- ボタンがどこにあるか探さないと見つからない
このような状態だと、訪問者ユーザーはストレスを感じて、ページから離れてしまいます。
「次にどこへ進めばいいか」がすぐにわかる構成になっているか、ぜひチェックしてみてください。
4. 専門用語を使いすぎていないか
専門的な内容を伝えたい気持ちはとても大事ですが、使う言葉がむずかしすぎると、読んでいる人は内容を理解できずに戸惑ってしまいます。
たとえば、業界では当たり前の言葉でも、初めて調べた人にとっては「意味がわからないから読むのをやめよう」となってしまうことも。
「自分の親や友達にも伝わるか?」という視点で、言葉づかいや説明のしかたを見直してみると良いでしょう。少し視点を変えるだけで、「見てもらって終わり」から「行動につながる」ホームページに近づきます。
STEP.3 コンバージョン率を上げるための改善をしていこう

ここまでで、「今のホームページの状態」と「うまくいっていない理由」が見えてきたと思います。次は、実際にどうやって改善していくかを考えましょう。
ここでは、すぐに取り組める5つの方法をご紹介します。小さなことから一つずつ試していくことで、少しずつ成果につながっていきます。
1. アクセス数を増やす方法(検索対策と広告)
そもそもホームページを見に来てくれる人が少なければ、申し込みや問い合わせが増えるのは難しいですよね。
そこで、まずは「見に来てくれる人=アクセス数」を増やすことが大切です。
アクセスを増やすための方法には、次のようなものがあります。
- 検索に出てくる工夫をする(SEO)
→ たとえば、「地域名+サービス名」で検索されたときに上位に出るよう、ページのタイトルや文章に工夫を加えます。 - 広告を出してホームページに誘導する
→ GoogleやSNSなどにお金をかけて広告を出し、興味のある人にホームページを見てもらう方法です。
まずは、ホームページの内容がしっかり整ってからアクセスを増やす対策をすると、より効果が出やすくなります。
2. 入力フォームを見直して申し込みしやすく
STEP2でも触れましたが、申し込みや問い合わせをする「入力フォーム」はとても大切な部分です。ここを使いやすくするために、次のような工夫ができます。
- 入力項目を必要最小限に絞る
- 「必須項目」がひと目でわかるように表示する
- 入力ミスがあったときは、どこを直せばいいか教えてくれるようにする
- スマホでも押しやすいボタンにする
入力フォームがわかりやすくて使いやすければ、途中でやめてしまう人を減らすことができます。
3. 導線を整えてわかりやすい構成にする
ホームページを見た人が、「どこをクリックすればいいか」「どうすれば申し込めるのか」がすぐにわかるようにすることも重要です。たとえばこんな工夫ができます。
- 申し込みボタンを大きく目立たせる
- 「料金を見る」「よくある質問へ」などのボタンをページの途中にも設置する
- ページの下の方にスクロールしたときも、すぐ申し込めるように固定メニューを入れる
見た人が迷わず行動できるように、スムーズな流れ(導線)を整えましょう。
4. 誰でも理解できる言葉に書き換える
文章がむずかしいと、読み手はすぐにページを離れてしまいます。
専門用語や業界用語をできるだけ使わず、わかりやすい言葉に置きかえてみましょう。
たとえば…
- 「CRO」→「ホームページの成果を上げる取り組み」
- 「UI/UX」→「使いやすさや見やすさ」
- 「フォーム最適化」→「入力しやすいようにする工夫」
もし、文章を自分で書いていて「これ、わかりにくいかも?」と思ったら、家族や友人に見てもらって反応を聞くのもおすすめです。
5. 改善したら効果をチェックして見直す(PDCAの実践)
改善したら、それで終わりではありません。「どこを直したら、どんな結果になったか?」を見て、さらに良くしていく流れが大切です。
この流れをよく「PDCA」といいます。意味は以下の通りです。
- P(計画):どう改善するか考える
- D(実行):実際に改善してみる
- C(確認):結果がどうだったか確認する
- A(見直し):次にどう直すか考える
たとえば、「申し込みボタンを赤くしてみたら、問い合わせが増えた!」という結果が出たら、その方向でさらに改善を進めていけます。
数字の確認は少し難しいと感じるかもしれませんが、「お問い合わせ数」や「ホームページを見てくれた人の数」など、わかりやすいところからチェックするだけでも効果があります。
改善は一度で完ぺきを目指さなくても大丈夫です。できることから少しずつ進めていけば、ホームページはちゃんと「成果を出せるツール」になります。
【まとめ】伝わるホームページなら自然と成果もついてくる
ホームページからお問い合わせや申し込みが増えないと感じたら、まずは「見た目」「内容」「使いやすさ」の3つの視点で、今の状態を見直してみましょう。
成果が出ない原因は、「情報が見つけにくい」「言葉が難しい」「申し込みまでの流れが分かりづらい」といった、ちょっとしたつまずきが多いものです。
それを少しずつ改善していくだけで、ホームページの印象や反応はぐんと変わります。
そして、改善の効果をしっかり見ながら、また次の見直しにつなげていく。このサイクルをまわしていくことが、ホームページで成果を出すための近道です。
最初は「何をすればいいかわからない…」と思うかもしれませんが、大丈夫。今回ご紹介したような基本のチェックポイントから始めれば、誰でも一歩ずつ前に進めます。
あなたのホームページが、もっと伝わる・もっと反応があるページになるよう、ぜひ今回の内容を活かしてみてください。
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