集客するなら必須!ホームページに「更新」が大切な理由
ホームページは一度作成すればそれで終わりではありません。ホームページを使って成果をあげようとするならば、定期的な更新が必要となります。
本記事ではホームページを更新することによってどのようなメリットがあるのかについて説明します。
ホームページを更新しないとSEOに悪影響が出る?
まず、ホームページを特定の検索キーワードで表示させるためのSEOとホームページの更新頻度の関係について説明します。
更新頻度とSEOの関係性
SEOと更新頻度には直接的に関係はありません。更新頻度が高いホームページの方が更新頻度の低いホームページよりもSEOで有利になるということはありません。
コンテンツの量や質、被リンクなどはSEOに関係しますが、そのホームページがどの位の頻度で更新されているかは、検索ロボットが検索順位を決定する際には考慮されていないと言われています。
よって、SEOの観点から言えば、毎日マメに更新する必要はありません。
しかし、更新頻度が全くSEOに関係ないかと言えば、そういうことでもないのです。
ユーザーに有益な情報を提供するには更新頻度が大事
上記のようにSEOと更新頻度には直接関係はありませんが、間接的には更新頻度はSEOに影響します。ホームページは何年も放置すれば、コンテンツの鮮度が劣化してしまいます。
ホームページのコンテンツの内容が古くて更新されていない情報だと、常に最新情報に更新している鮮度の高いコンテンツよりも価値が低いと検索ロボットに評価されてしまいます。
更新頻度が高いホームページは検索ロボットの巡回がスムーズに行われます。
そのため、更新頻度が高めの方が新しい記事を作成したときに早めにインデックスされる可能性があります。
早めにインデックスされれば、ライバルがほとんどいないキーワードであれば、検索結果の上位も狙いやすくなります。
ただ、質の低いコンテンツで毎日更新をするのは特に意味はありませんので注意しましょう。
更新されていないホームページはユーザーにとって不安?
次に更新されていないホームページに対してユーザーはどのような印象を受けるのかを考えてみましょう。
更新されていないホームページは不安になる
更新情報が掲載されているホームページで、しばらく更新されていないホームページを見るとユーザーは不安になります。
1年以上、更新されていないホームページを見ると、ユーザーは「このサービスはもう終了したのではないか」「利用者が少ないのではないか」という印象を受けてしまいます。
その結果、せっかくアクセスを獲得したのに、ユーザーがホームページ内を回遊せずに早期に離脱することが考えられます。
定期的にチェックする人が少なくなる
更新頻度が低いホームページは定期的にチェックする人が少なくなります。
更新頻度の高いホームページは何か情報が更新されていないのかと特に用事が無くてもリピート閲覧が発生する可能性があります。
これに対してホームページが更新されていないと、どうせ更新されていないので見る必要が無いだろうとユーザーに思われ、多くの場合はそのまま忘れられてしまいます。
ユーザーに定期的にチェックしたいと思われるためにもホームページの更新頻度は重要です。
成果を出す企業は「更新」を前提にしている?
以上のように、SEOの観点からも対ユーザーの観点からもホームページの更新が重要であることを説明してきました。
ちなみに、ホームページマーケティングという観点から考えたときにホームページの更新は極めて重要です。
通販事業の業績アップの秘訣は季節毎の販促
通販に限らず、小売業において重要なのは販促イベントです。例えばクリスマスや正月、バレンタインデーなど、新商品の発売、在庫売り尽くしセールスなど小売業にはさまざまなイベントがあります。
このイベントを上手く活用して売上を作るのが小売業の業績アップの秘訣です。これは実店舗だけではなく通販事業にも同じことが言えます。季節のイベントや新商品に合わせて特集ページを作って販促を行う必要があります。
もちろん、そのためにはホームページの更新頻度はとても重要です。販促用の特集ページを作る必要がありますし、新商品が発売されればきちんとホームページの内容を更新する必要があります。
ホームページの更新をしないということは、店舗の商品の陳列や内装をずっと変えないことと同義で、もちろんそのような店舗は売上をあげることができません。
小売業に限らず、ホームページマーケティングによってユーザーを獲得したいのならば、ホームページの更新は必須とも言えます。
ホームページの内容を最適化する
また、ホームページは作った段階ではユーザーにとって使いやすくないかもしれませんし、時代とともにホームページに求められることも変化します。
ホームページの内容は、ユーザーに合わせて、時代に合わせて、最適化していくことが必要です。
例えば、ホームページマーケティングで業績をあげている企業はコンテンツの配置だけではなくボタンの色にまでこだわります。ボタンの色を変えるだけで押される確率が変わる可能性があるからです。
業績を上げている企業はABテストと言って、サイトのボタンの色などちょっとした違いがある複数のパターンの違いを分析して、常にホームページがユーザーにとって使いやすく成果が出しやすいように細かい改善活動を積み重ねています。
また、ホームページに求められるデザインなども時代とともに変わっていきます。
例えば近年ユーザーのほとんどはスマホに移行しているので、いかにスマホで見やすいホームページを作るのかは非常に重要です。
スマホに対応していないホームページだとSEOでも不利に扱われますし、見にくいのでユーザーも離脱してしまいます。
このように新しいトレンドが発生した際にはそれに合わせてホームページも更新していく必要があります。
更新を前提にホームページを作る
ホームページは作った後に更新することを前提にして作成する必要があります。ホームページを制作する場合は、どう更新していくのかを制作会社と相談した上で制作してください。
ホームページ制作会社に細かい修正などを逐一お願いしていては、更新費用がかなりかかってしまいます。
しかし、CMSという簡単にコンテンツを追加したり修正したりできるシステムをホームページに入れておくと、自社でもある程度ホームページの更新が可能です。
理想は自社にホームページを編集、更新できる知識のある人を採用することですが、そこまでお金をかける気が無い場合、まずはホームページにCMSなどを導入しましょう。
きちんと更新してホームページの運用体制を整えておいた方が良いです。
ホームページの更新が大切な理由のまとめ
以上のようにホームページの更新が大切な理由についてお伝えしてきました。ホームページを更新する事は、SEO、対ユーザーの観点から重要です。
そして、ホームページマーケティングに力を入れている会社は内部にホームページ制作や更新作業ができる人を採用して頻繁にホームページの中身を更新しています。
ホームページを更新しないということは、お客様に対するサービスをブラッシュアップしたり、店舗の商品や内装を変えたりしないということで、もちろんそのようなお店は業績をあげることはできません。
理想はホームページの制作を内製化することですが、もちろんそこまでの費用を投資できないという会社がほとんどです。
こうした会社でもホームページにシステムを入れれば、ホームページの更新作業を内製化することもできます。
うちにはリソースも、ノウハウがないのでホームページマーケティングはできないと諦めるのではなく、まずできる範囲でホームページを更新して、コツコツと実績を積んでいきましょう。