失敗しない!広告媒体の活用ポイント
あなたが出稿を検討している広告媒体は何ですか?
あなたは出稿しようとしている広告媒体のことをどれくらい知っていますか?
実際に広告を掲載する前に、広告媒体の特性はきちんと把握しておく必要があります。
でないと失敗してしまうからです。
媒体の特性を知らないと、効果的な広告を作せれません。
広告の狙いを達成できない媒体に、出稿してしまう可能性もあります。
あなたのターゲットが、その媒体にいないことも考えられます。
極端な例ですが、女性がターゲットなのに、男性誌に広告を掲載してたら、女性顧客の獲得はほぼできません。広告を打つなら、必ずその媒体特性をよく知った上で選ぶことが不可欠です。
そこでこの記事では、広告出稿で失敗しないために、代表的な7つの広告媒体について、その特性と簡単な活用ポイントをご紹介します。
ポスティングが効果的!チラシ広告
枠が決まっている新聞や雑誌などに比べると、情報量を豊富に盛り込めます。
費用も新聞・雑誌などの枠を買うよりもずっと安価なので、広告媒体としては最初におさえておきたいものです。
最近は、新聞を取っていない家庭も多いので、折り込みチラシにするよりも、ポスティングが良いでしょう。とくにポスティングは町丁単位で、ピンポイントに配布指定ができる宣伝媒体です。士業は地域密着型なので、ポスティングチラシとの相性は良いと言えます。
見込み客のアプローチに!ダイレクトメール(DM)広告
ダイレクトメールは、私信の形をとった広告です。「1000通送って3件の申し込み」があれば良いと言われています。もちろん、オファーの内容やDMの内容、送る時期などによって、レスポンスは変わりますが、最初はここを目標に設定してみてください。
ハガキの形が一般的ですが、盛り込める情報量は限られます。封書の形にすれば、情報量は増えますが、郵送費は高くつきます。
また、開封してもらえない可能性も高いので、開封してもらえる工夫を施すことも必要です。開封されなければ、レスポンスももらえません。ダイレクトメールは、レスポンスを上げるために工夫できることがたくさんあります。反面、何も知らないで作ってしまうと、失敗する可能性が高い媒体です。
信頼度アップに!新聞広告
新聞上に広告を出すことは、信頼度アップにつながります。
掲載する新聞にもよりますが、発行部数も多く、家族で読みまわす可能性もあるので、幅広い層に訴求できます。ただ、近年は新聞をとっている家庭が少なくなってきたこと、若年層は新聞に目を通さないケースが多いことを加味して、広告効果は差し引いて考えてください。
新聞には地方版と全国版がありますが、ブランディングのために掲載するのでなければ、地方版の方が費用対効果は良いです。北海道で広告を見ても、東京にある事務所にはなかなか来てはもらえないので、掲載誌はよく検討しましょう。
ターゲットのセグメントに最適!雑誌広告
雑誌は、ご存知の通り、読者を年齢や趣味などで細かくセグメントされ、ターゲットを絞り込んだ内容で発行されています。そのため、「この広告を読むのは誰なのか」「どういった人物なのか」をきちんと把握できるので、訴求力の高い広告を作成できます。
しかし、掲載ページや枠の大きさによって、読み飛ばされる可能性も高いのがこの広告です。レスポンス率は、同じ号に掲載される競合広告、媒体力の影響も強く受けます。また、週刊や月刊など、広告の効果期間が短いのも特徴。合併号がある場合は、その号に掲載した方がお得です。
雑誌広告は、副次的な効果もあります。掲載号をホームページに紹介すると、信頼度アップのツールとして活用できます。
幅広くアプローチ!フリーペーパー
媒体自体が無料のため、手に取ってもらいやすく、幅広い層にアプローチすることが可能です。
フリーペーパーの形態はさまざまです。配布型、駅や街頭などのラックに置かれている設置型、各家庭に配られる宅配型、などがあります。フリーペーパーの内容によって年代や性別などのターゲットが変わり、雑誌同様、広告効果も媒体によって大きく違います。
配布型・設置型のクーポン誌は、レスポンスの件数は多く見込めますが、リピーターは作りづらい傾向があります。とくにクーポン誌の利用層は、サービスや商品を選ぶ基準が「安さ」のため、より安い方へ流れやすいです。対して、宅配型からレスポンスする層は、広告へお金を落とす単価が高いと言われています。ただ、クーポン誌に比べて配布部数が少ないのが難点です。
ブランディングに!書籍
書籍を出版する広告効果は、実績アピールやブランディングです。サービスを売り込むなど直接的な売上を上げるのには向きません。実績や信頼の裏付に活用するのがおすすめです。
出版方法は、自費出版か、企画を持ち込んで出版化するかの主に2通りです。自費出版の場合、印刷費用や宣伝費用等が、すべて自己負担になり、費用が百万を超える可能性も十分にあります。開業前後の費用に限りある状態では、現実的ではない広告媒体です。
開業直後はブランディングよりも、サービス認知をして、成約につなげる広告を打っていきましょう。
自己紹介ツールに!冊子
書籍よりページ数が少なく、書店に流通させないのが冊子です。費用は製本だけなので、安く作成できます。部数も少部数から印刷できます。幅広く宣伝するのには向かず、「紹介営業」の一つのツールとして考えるのが良いでしょう。
あなたのことや、あなたのサービスをよく知ってもらうために、興味を持ってくれた人に配布するのが効果的な活用法です。事務所のパンフレットやカタログのような側面を持ちます。あなたやあなたのサービスを説明・紹介するツールとして、少部数でも用意しておくと良いかも知れません。
この記事のまとめ
- 広告で成功するには、広告媒体の特徴をよく知ること!
- あなたのターゲットは、どこの誰? ターゲット設定を明確に!
[住んでいる場所(活動地域)/立場、ステータス/年齢、性別/抱えている悩みetc] - ターゲットのいる媒体に、ターゲットに刺さる内容の広告を出稿しましょう!