士業ホームページに、スマホサイトは不要? 必要?
近年、スマホの普及率はすさまじい勢いです。今年4月に内閣府から発表のあった、消費動向調査によると、スマホの普及率は67.4%だとか。
こうなってくると、ホームページを作るときに、スマホサイトを作った方が良いのか、作らなくても大丈夫なのか、悩んでしまう先生もいらっしゃるのではないでしょうか?
果たして、士業のホームページに、スマホサイトは必要なのか、不要なのか……。
結論から言えば、企業だけでなく、個人案件も扱うのであれば、スマホサイトは作成するのがおすすめです。でも、スマホサイトと言っても、そう簡単に作れるものではありません。同じWEBサイトと言っても、PC用とスマホ用では、まったくレイアウトが異なってきてしまいます。
そこでこの記事では、スマホサイトの作成ポイントを簡単にご紹介したいと思います!
スマホサイトの作り方
「とにかくスマホでホームページが見れればいいや」とパソコンサイトをそのままスマホサイトに変換すると、失敗してしまいます。なぜなら、スマホはパソコンに比べて、画面が小さいからです。パソコンと同じ情報量を載せてしまうと、多すぎて、訪問してくれた人は、読む気を失ってしまいます。
とくに士業のホームページは、文字量が多くなりがちです。その文字量の多いホームページを、そのままスマホに変換してしまうと、とても読みづらものに……。
士業のパソコンサイトを、スマホサイトに変換する場合は、ちょっとした工夫が必要です。それを次から詳しくご説明していきます。
文字サイズ・文字数
スマホサイトを作るなら、まずは文字サイズ・文字量の調整に取り組むのがおすすめです。スマホは画面が小さいので、パソコンほど、文字を読んでくれません。
文字サイズを大きくしたり、文字数を減らしたりなど、ホームページに来てくれた人が読みやすいレイアウトを工夫しましょう。
ビジュアルに訴えるのが正解!
最近はパソコンでも、写真がきれいなサイトが増えましたが、それ以上にスマホサイトはビジュアルが命! スマホサイトは、綺麗な写真や、簡潔な図を使って、わかりやすく作ると反響がアップします。
そのためには、パソコンで使った図や写真を、そのまま縮小するのはNG。スマホ用に、スマホから見やすい画像を用意しましょう。
また、図や写真など、ビジュアルの配置も工夫が必要です。たとえば、パソコンサイトで横並びだった3枚の写真を、スマホサイトでも横並びに表示したらどうでしょう? スマホはPCより画面の横幅が狭いので、図や写真が縮小されすぎて、ほとんど見えなくなってしまう可能性も・・・・・・。
そうなるのを避けるため、スマホでは縦並びにするなど、スマホの画面サイズに適した配置を考えましょう!
問合せにつながる電話番号は?
スマホは、そもそもが電話です。その性質上、ホームページを見てすぐに電話をかけやすい、という特徴があります。
だからこそ、スマホサイトでは、パソコンサイト以上に「電話番号」の扱いが大切です。ホームページに来てくれた人の目に触れやすいところに電話番号を配置するだけでなく、もう一工夫するのがおすすめ。
それは、電話番号をタップ(指でクリック)するだけで、電話をかけられるようにしておくこと。こうしておくと、いちいち電話番号を入力する必要がないので、気軽に電話をかけやすくなります。
ナビゲーションも分かりやすく
パソコンサイトには、「グローバルナビ」と呼ばれる、サイト構造が一目で把握できるナビゲーションが設置されていることと思います。
それと同様、スマホサイトにもナビゲーションが必要です。ただ、パソコンサイトと同じようなナビゲーションでは、ボタン1つ1つが小さくなり、非常に押しにくいものになってしまいます。
だからこそ、ナビゲーションも、スマホサイト専用のデザインを検討しましょう。
右のように、ホームページの右上か左上に、「目次」or「メニュー」ボタンを設置するのがおすすめです。「目次」or「メニュー」ボタンを開くと、ホームページ内のページ一覧が出てくる仕組みになっています。
この記事のまとめ
- 士業のホームページも、個人案件があるのなら、スマホ対応が必須!
- パソコンサイトをそのままスマホ用に変換すると、見にくいサイトに……
- 文字サイズ・文字数を調整しょう!
- 画像・レイアウトを調整しよう!
- 電話番号、ナビゲーションを工夫しよう!