今週は、前回に続いて、Googleが提供する便利なサービスについてお話します。
ホームページの作成や運営に役立つサービスをご紹介していきましょう。
ホームページの状況を知る
まずは作成したホームページの状況を知るために重要な二つのサービス「Googleアナリティクス」と「Google Search Console(旧ウェブマスターツール)」をご紹介します。
Googleアナリティクスは、ホームページの訪問数や直帰率、参照元をはじめとして、さまざまなデータがわかるアクセス解析ツール。
無料で使えるにも関わらず、高度な解析が可能です。
すでにお使いの方も多いと思いますので、詳細は省きますが、まだ使ってみたことがないという方は、ぜひ試してみてくださいね。
また、Google Search Consoleは、自分のホームページがGoogleの検索システムからどう見られているかを確認したり、管理したりするツールです。
以前は「ウェブマスターツール」という名前でしたが、今年の5月に名称が変わりました。
中身は変わっていませんので、Google Search Consoleについて知りたい方は、下記の記事も参考にしてみてください。
▼ウェブマスターツールでできること
http://www.akibare-hp.jp/ml/webmaster-tools/
こちらもGoogleアナリティクスと同じく無料で使うことができます。Googleアナリティクスとの連携もできますので、一緒に登録しておくとよいでしょう。
キーワードについて調べる
新しいページを作成するときに、どのようなキーワードのページを作ろうか検討することがあると思います。
そんなときに利用できるのが「キーワードプランナー」です。
キーワードプランナーは元々Googleの広告サービス「Adwords」に付属しているツールです。
広告を出稿する際のキーワード候補や価格を見積もるのに使用するほか、Googleで検索されているキーワードの月間検索数や競合性を調べることができます。
広告を出稿しなくても、アカウントを登録しておけばキーワードプランナーのみ使うことができますので、「このキーワードはどれぐらい検索されているのかな?」「関連するキーワードで競合の少ないものはどれかな?」などを調べたいときには、ぜひ使ってみてください。
また、キーワードの検索傾向を調べるサービスとして「Googleトレンド」があります。
Googleトレンドの「調べる」という機能を使うと、検索キーワードの人気度の推移や予測を見ることができます。
▼Googleトレンド 調べる
http://www.google.co.jp/trends/explore
季節性のある商品やサービスを取り扱っている場合は、「何月くらいからこのキーワードの検索が増えてくるのだろう?」というような動向を知っておくことも大事です。
簡単に調べることができますので、試してみてくださいね。
気になるキーワードを登録して情報収集
今回はもう一つ、知っておくと便利なサービス「Googleアラート」をご紹介します。
Googleアラートは、調べたい分野や興味がある分野に関するキーワードを登録しておくと、そのキーワードを含むニュースや最新情報をメールで通知してくれるサービスです。
▼Googleアラート
https://www.google.co.jp/alerts
例えば、自社の会社名を登録しておけば、会社名を含むニュースや最新情報がメールで送られてきます。
これは、市場調査や地域情報の把握にも使えますし、自社ブランドの評判や反応を知りたい場合にも活用できます。
ブログをされている経営者さんであれば、ネタ作りにも有効です。
上手く活用して、効率的な情報収集や新しいページ作成のきっかけとして使ってみてくださいね!
今週は、ホームページの作成や運営に役立つGoogleのサービスのほんの一部をご紹介しました。
なお、多くのサービスは、Googleアカウントの取得が必要です。まだ取得していないという方は、まずはGoogleアカウントを取得するところから始めてみてはいかがでしょうか?
▼Googleアカウントの作成
https://accounts.google.com/signup