さて今週は、先週に続いて、サイトのスマホ対応についてお話しします。
スマホ対応、どれぐらい急ぐべき?
先週の経営塾では、Googleでスマホ対応ラベルの表示がはじまったことから、「サイトの
スマホ対応が検索結果の表示にも影響してくるのでは?」というお話をしました。
「サイトのスマホ対応が必要なのはわかったけど・・・
PCサイトのことを考えるだけでも手一杯なのに、スマホサイトの
ことまで考えてられないよ!」
という声が聞こえてきそうです(^_^;
御社のホームページが現在スマホ対応になっていない場合、何が何でもスマホ対応を急ぐ
べきなのでしょうか?
「スマホサイト対応の優先順位をあげるべきか」の判断基準について考えてみましょう。
手っ取り早い判断方法
御社サイトの訪問者は個人でしょうか、法人でしょうか?
個人向けサイト(BtoC)では、スマホでの閲覧率が高くなります。
例えば、Amazonや楽天などの個人向けショッピングモールでは、スマホでの閲覧率が2014
年前半には全体の50%を超えており、現在も伸びつつあります。
業種によっては70%を超えるものもあるようです。
特に、飲食店や美容院など、若年層が利用しやすいサービスでは、非常にスマホでの閲覧
率が高くなっています。
つまり、個人向けのご商売であれば、なるべく早くスマホ対応をしたほうがいいということ
になります。
一方、法人向けサイト(BtoB)では、会社のパソコンなどを利用して閲覧する機会が多い
ことから、まだそこまで高くない状況です。
しかしこちらも、業種によっては近々逆転してもおかしくないケースもあるでしょう。
アクセス解析で現状を把握
それを踏まえて、御社サイトの現状を把握してみましょう。
サイトのアクセス解析をみると、モバイルからどれぐらいアクセスされているかを見るこ
とができます。
アクセス解析サービスによって詳細は異なりますが、通常、「訪問者」や「ユーザー」と
いったカテゴリから確認することができますので、見てみてくださいね。
モバイルでの訪問率が50%を超えている場合、スマホ対応は急務といえるでしょう。
少なくとも、自分のサイトがスマホでどう見えているのかは確認しておくべきです。お友
達に頼んで見てもらってもよいでしょう。
例えば、iPhoneではFlashが表示できません。
PCサイトでFlashをたくさん使っていると、iPhoneでは重要な部分がまったく表示され
ていない、ということもあるかもしれませんよ(^_^;