経営者向けのメルマガ『経営塾』

ドメイン名について

読者からのお便りコーナー

さてそれでは、読者からのお便りのコーナーに行きましょう。
今週は当会に資料請求いただいた方からのお便りです。

  吉本様。
  
  御社のことは、「頭で儲ける時代」で拝見しました。

  私は、いよいよ行政書士として開業します。ホームページにて、顧客の獲得
  ももちろん考えてます。サーバーの選択はこれからですが、御社の
  サービスは、第一の候補としております。その時はよろしくお願い
  します。
  
  ところで、質問があります。御社のレンタルサーバーのサービスを
  検討しているのですが、先日電話で伺ったところ、ドメインは
  「~.jp」を扱っているとのこと。

  そこで、私の希望するドメインを検索したところ、「~.jp」は
  すでに登録済みでした。残るは「~.org」と「~.biz」のみ
  でした。こうした場合、どう対処したらよいのでしょうか。

  あとこれら「~.com」「~.net」「~.org」「~.info」「~.biz」
  「~.jp」などはなにか特別な意味合いがあるのでしょうか。
  お答え願えれば幸いです。
  (千葉県 M事務所 FK所長さま)

FKさん、ご連絡ありがとうございました。

行政書士として独立開業されたとのこと、頑張ってくださいね。以前も
書きましたが、「士業」の人やコンサルタント」の人が新規に顧客開
拓するのに、現在最も効果的な「チャネル」はインターネットだと思い
ます。

是非是非、ホームページを活用して、顧問先を開拓して行ってください
ね。(^^)V

それと、

  御社のことは、「頭で儲ける時代」で拝見しました。

とのこと、情報ありがとうございました。このメールを頂くまで、この
雑誌に掲載されていることを知りませんでした・・・(^^ゞ

少し前に取材されたんですが、掲載の連絡をもらわなかったので、その
後すっかり忘れていました。(^_^;

早速、雑誌を見てみます。(どう書かれているのやら・・・)

ドメイン名の種別について

さて、TKさんのお便りにある

  これら「~.com」「~.net」「~.org」「~.info」「~.biz」
  「~.jp」などはなにか特別な意味合いがあるのでしょうか。
  
  
の部分について、少しお話ししましょう。

「~.com」「~.net」「~.org」「~.info」「~.biz」と
「~.jp」は、管理団体が異なります。

「jp」はjapanを意味し、日本のドメイン名管理団体(JPNIC)が管理してい
ます。

一方、「~.com」「~.net」「~.org」「~.info」「~.biz」は国際
的なインターネット関連機関であるICANNが管理しており、下記のよう
な意味があります。

com commercialの略で主に企業を対象とした種別
net networkの略で主にプロバイダなどインターネット関連企業を
   対象とした種別
org organaizationの略で主に非営利団体を対象とした種別
biz ビジネス用途を対象とした種別
info 情報サービスを提供する組織を対象とした種別

なお、「~.jp」は「japan」の略ですから、「日本」が管理しているド
メイン名に対して付与されます。

他には、「~.to」はトンガ、「~.au」はオーストラリアなど、各国で
ドメイン名を管理する団体とそのドメイン名があります。

一方、先ほどの「~.com」「~.net」「~.org」「~.biz」「~.info」
は全て「米国」が管理しているドメイン名です。他の国は必ず「国名の
略称」をつけなければいけないのですが、米国だけは例外扱いで、国名
の略称をつける必要はありません。

これはインターネットは元々米国で発展したのですが、最初に米国がこ
のドメイン名を決めたため、自国の略称をわざわざつけなかった、とい
う理由によります。

一昔前は「ドットコム(.com)」企業ということで、日本の企業でもド
メイン名に「~.com」をつけるのが流行りましたが、ITバブル崩壊後
は「~.com」をドメイン名につけると、逆に「何か胡散臭い」と見られ
るようになってしまったため、最近は日本企業で「~.com」を利用する
ケースは減ってきました。(^^)

ドメイン名は早くとりましょう。

さて話変わって、FKさんのこの質問にもお答えしましょう。

  ところで、質問があります。御社のレンタルサーバーのサービスを
  検討しているのですが、先日電話で伺ったところ、ドメインは
  「~.jp」を扱っているとのこと。

  そこで、私の希望するドメインを検索したところ、「~.jp」は
  すでに登録済みでした。残るは「~.org」と「~.biz」のみ
  でした。こうした場合、どう対処したらよいのでしょうか。

こうしたご相談が結構多いんです。(-.-)

ドメイン名というのは「早い者勝ち」なのです。ですから、先に誰かに
取られてしまうと、もうそのドメイン名は使えなくなってしまいます。

例えば、私は野村総研時代に「アイワイバンク銀行」の設立をお手伝い
したんですが、(アイワイバンク銀行 : http://www.iy-bank.co.jp )
このアイワイバンク銀行のドメイン名は「iy-bank.co.jp」です。

本当は、ハイフン(-)のない、「iybank.co.jp」というドメイン名を
使いたかったのですが、このドメイン名は別の会社に既に取られていて、
アイワイバンク銀行は利用することができないのです。

そのため仕方なく「iy-bank.co.jp」というドメイン名を利用していま
す。

私は最初のうち、アイワイバンク銀行のホームページ担当ではなく、他
の担当だったで、残念ながらこのドメイン名の件については関与してい
ませんでした。

最初からホームページ担当であれば、このハイフンのない「iybank.co.jp」をもっ
と早く申請していたと思いますが、残念ながら今となっては後の祭りで
す。

日本にたった一つしかない「iybank.co.jp」というドメインを使えるの
は、「アイワイバンク銀行」とは何の関係もない「別の会社」というこ
とになってしまったのです・・・・。(._.)

このように「ドメイン名」に「会社名(商号・屋号)」を使いたいので
あれば、とにかく早く申請しましょう。

誰か他の会社に申請されてしまったが最後、あなたは決してそのドメイ
ン名を利用することはできなくなってしまうのです・・・。

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さてそれでは、今週のテーマに参りましょう。今週は、読者の方からお
問い合わせが多い、アクセスアップ、ホームページ作成のSEOについて、議論してみます。

なお今週は「会話式」でお伝えしますね。(Aさんと私の会話です。)

A「吉本さん、ちょっと教えて欲しいんですが、検索サイトからのアク
セスを増やすのは、どうすればいいんですか?」
私「そうですね~。少し基本的な所から整理してみましょうか。ちょっ
とお伺いしますが、検索サイトで検索した時って、どういう順番でクリッ
クしますか?」

A「どっどっ、どう言う意味ですか?」
私「例えば“税理士”というキーワードをGoogleに入力すると、20万件
くらい検索結果が表示されますが、それを全部クリックしますか?」
A「そんな事しないですよ。最初の何件か見て、良さそうなのがなかっ
たら、キーワードを変更しますよ。」

私「そうなんです。今のお応えが、アクセスアップの全てなんです。」
A「また~、すぐそう言う禅問答みたいな答えをして・・・。」

私「いや~、そういう意味じゃないんですけどね。つまり自分のサイト
に検索サイトからのアクセスを増やしたいのであれば、“特定のキーワー
ド”で“上位に表示される”と言うことが必要になるわけです。」
A「はあ~。」

私「例えばAさんの場合、不動産の含み損を抱えた資産家の人に、サイ
トに来てもらいたいとしますよね。」
A「ええ。」

私「とすると、
    “不動産”+“含み損”
といったキーワードが入力された時に、検索結果の上位に表示されれば、
不動産で含み損を抱えた人がアクセスする可能性が高まるわけです。」
A「ふむ、ふむ。」

私「ここでポイントになるのが、“アクセスして欲しいユーザーが検索
しそうなキーワードについて、上位表示されること”です。先ほどの例
だと、例えば
    “不動産”+“購入”
の検索結果で上位に表示されても、マンション購入を考えている人しか
アクセスしてこないわけです。」
A「まあ、そりゃそうですよね。そんな人が私のサイトに来ても、すぐ
他に行ってしまうでしょうしね。」

私「そうなんです。よくページのアクセス数だけを自慢げに話す人がい
ますが、単にアクセス増やすだけだったら簡単です。芸能人の名前とか、
エッチ系のキーワードとかを、サイトのコンテンツに散りばめれば、直
ぐにアクセスなんか10倍になりますよ。」
A「まあ、そうでしょうね。関係ない人にサイトにアクセスしてもらっ
ても、意味ないですからね。」

私「つまり“アクセスを増やす”というのは、“自分が来て欲しい人の
アクセスを増やす”ということです。そのためには、自分が来て欲しい
人が“検索しそうなキーワード”を入力したときに、検索サイトで上位
表示されるようにする、と考えなければいけない、ということです。」

  アクセスを増やしても、商売に結びつかないサイトはたくさんあり
  ます。いたずらにアクセス数を競うのではなく、

    “サイトのターゲット顧客を明確にする”
    “ターゲット顧客が入力しそうな検索キーワードを洗い出す”
    “その検索キーワードが入力された時に表示結果上位を目指す”

  といったアプローチをとりましょう。

  この検索キーワードの洗い出しが終わって初めて、具体的な検索サ
  イト対策をスタートすることができるのです。

ぜひ、あなたもアクセスアップを考える時には、こんな風に考えてみて
くださいね。(^^)V
それでは今回のHP作成講座でした。

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初めてのホームページ作成

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初めてのホームページを作成する際に失敗しない勘所をご紹介。自作であれ、制作会社に依頼する場合であれ、ここだけは押さえて欲しいポイントをまとめました。

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