先生のための魅力的なプロフィールの作り方
魅力的なプロフィールを作ろう!
先生にとって、プロフィールをどう作るかは非常に重要な問題です。
プロフィールで「何を」「どう見せて」「どう伝えるか」によって、受任率は変わると言っても過言ではありません。
何らかの悩みや問題を抱えているお客様は、先生を慎重に選んでいます。自分の悩みや問題を話さなくてはいけない相手なので、「信用できない人」には仕事を頼めないからです。
お客様は、「先生を信じられるか」「先生はどんな人か」「本当に悩みや問題を解決してくれるのか」などを考えながらプロフィールに目を通します。
そこで先生が「信頼できて」「人柄もよく」「実力もある」先生だと分かれば、仕事を依頼します。反対にそれが伝わってこなければ、仕事を依頼することはないでしょう。
このように、先生のことが分かるプロフィールは、お客様にとって、仕事を依頼するかしないかを判断するための重要なものです。受任率を上げるためにも、プロフィールの作り込みは、急務と言えます。
そこでこの記事では、受任できる、魅力的なプロフィールの作り方をご紹介いきたいと思います。
お客様が先生を判断するポイントは?
魅力的なプロフィールを作りには、まずお客様の選定基準を知らないといけません。
お客様は、先生のどの部分を見て、「仕事を依頼できる」「できない」を判断しているのでしょうか。それを知った上で、その選定基準をクリアーできるプロフィールを作り込んでいくのがポイントです。
それでは、さっそくお客様の選定基準を見ていきましょう。
- 「見た目がいいか」:事務所・ホームページ、資料、設備の見栄えがきちんとしているか
- 「信頼できるか」 :信頼できるか
- 「人柄が良いか」 :良い人柄か、思いやり・誠意が感じられるか、対応は良いか
- 「専門性があるか」:専門知識・能力・実績があるか
これが先生を選ぼうと考えている、お客様の4つの選定基準です。
魅力的なプロフィールの作成ポイント
それでは、以上の選定基準を踏まえた上で、魅力的なプロフィールの作成ポイントをご紹介します。
1つ1つの選定基準をどのようにクリアーして、お客様に「この先生良いな」と思ってもらうのか、ぜひ参考にしていただければと思います。
(1) 事務所・ホームページ、資料、設備の見栄えがきちんとしているか
やはり見た目がしっかり小奇麗な方が、お客様は「安心」できます。
必要以上にお金のかかった見た目、豪華・立派な見栄えにする必要はありません。
汚くしていない、清潔感がある、好感のもてる、誠実さを感じられる、ような見た目であることが大切です。
プロフィール上では、事務所の写真を用意するなどしてアピールるのが最も簡単でつたえやすい方法です。
また、プロフィールを掲載するホームページ、資料も信頼できる作りを心がけましょう。
ホームページであれば素人っぽくないデザイン、資料であれば印刷する紙やインクの出方など、そういった細かい部分にも気を付けなければいけません。
(2) 信頼できるか
先生は、お客様にとって抱えている悩みや問題を相談する人です。
そのため、信頼できない人に仕事をお願いすることはできません。
信頼できることをアピールするために、服装や身だしなみは非常に重要なポイントです。
プロフィール写真は、スーツ姿で姿勢を正して撮影しましょう。
表情も大切です。堅い表情で写ってしまうと敬遠されてしまいますし、くだけすぎたら一気に信頼を失います。くだけ過ぎず、微笑むくらいの柔らかい表情で、近寄りがたい雰囲気を消しましょう。
(3) 良い人柄か、思いやり・誠意が感じられるか、対応は良いか
プロフィールは、人柄がにじみ出るような作りにしましょう。
士業の方、コンサルタント、先生たちのホームページを見るとよくあるパターンなのですが、学歴、職歴、資格だけをずらずらと並べるだけのプロフィールはNGです。
それに加えて、堅苦しい挨拶などもしてしまったら、いよいよそのプロフィールは失敗。お客様に「恐れ多い、近寄りがたい」と感じさせてしまい、敬遠されてしまいます。
また、学歴、職歴、資格を並べただけの無味乾燥なプロフィールからは、人柄を感じ取ることができません。先生の実績や能力を知ってもらうために、これらも必要な情報ですが、それ以外に趣味や休日の過ごし方、ペットなど、お客様が親近感を抱きやすそうな情報も盛り込むようにしましょう。
また、先生の思いやサービス内容について、先生の言葉で語った「あいさつ文」も必要です。くれぐれも堅い内容・堅い文章にならないよう、話し言葉に近い言い回しで、読みやすい・柔らかい文章を心がけて書きましょう。
(4) 専門知識・能力・実績があるか
ここは非常に重要なポイントです。
自分の悩みや課題の解決を託すので、より専門的な人に仕事を頼みたいとお客様は思います。専門知識・能力はさり気なく、アピールするようにしましょう。
実績に関しては、できれば客観的な数値で、「〇〇件の実績」など書けると良いです。
専門知識があるように見せるのは大切ですが、専門用語ばかり使った難解な文章で書くのはNG。
専門用語を一般の人でも分かるように、平易な文章で言い換えられた方が、専門家であることが自然と伝わります。
以下の記事では、もっと具体的にプロフィールの書き方についてご紹介しています。
こちらも合わせてご覧いただき、問合せを増やせる魅力的なプロフィールを作ってみてください!
まとめ
- お客様は先生に仕事を頼めるかどうか、選定基準を持っている
- その選定基準をクリアーできるようなプロフィールを作成することが大切
- 見た目、信頼、人柄、専門性の主に4つが選定基準