メルマガの開封率アップ! 魅力的な「件名」をつける3つのポイント
メールマガジンを配信している企業も多いかと思います。しかし、何千、何万というメールアドレスに送っているのにいまいち問い合わせが来ないと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。
もちろん、メルマガのオファーの内容などにもよりますが、多くのメルマガはそもそも内容を読まれていないのが現状です。メールは開いて読んでもらえなければ、その効果を発揮できません。
メルマガを開いてもらえるかどうかは、メルマガの「件名」にかかっています。そこで本記事では、メルマガを開いてもらえる魅力的な「件名」のつけ方をご紹介していきます。
この記事を読めば、メルマガを開いてもらえる「件名」を作れるようになるので、ぜひご参考にしてみてください。
メルマガの開封率を上げるためには?
メールマガジンをどれくらい開いてもらえたかの率を「開封率」と言います。
まずは、メールの件名を含めて、開封率にはどのような要因が影響しているのかについてご説明しましょう。
件名
まず、メルマガの反響に大きく影響を与えているのが件名です。
多くの人はメールが来たときに、まず件名を見て自分に必要なメールか否かを瞬時に判断します。
このときに興味が無いと判断されれば、そのメールは読まれることはありません。メールに興味を持ってもらうためにも件名は重要です。
送るタイミング
その次に重要なのが、送るタイミングです。
例えば、深夜の誰もが寝ている時間帯にメールを送っても、ユーザーが寝ているのですぐには見てもらえません。
また、朝、メールに気づいても他のメールも溜まっているはずなので、必要のないメールならば読まずに捨てられてしまいます。
開封率を上げるためには、読んでもらいやすい時間帯を狙う必要があります。
例えば、学生ならば学校が終わって帰宅したり遊んでいる夕方の時間帯、主婦ならば家事がひと段落した昼過ぎの時間帯など。
ターゲットによってメールを読んでもらいやすい時間帯が異なるので、開封率を上げるために送る時間帯を模索しましょう。
差出人名
差出人名が開封率に大きく影響する場合もあります。
一般的にBtoBのメールマーケティングの場合、個人名でメールを出した方が開封率は高いと言われています。
メールの差出人がサービス名やサイト名だと営業だと思われて避けられてしまいますが、個人名で送っていると、何か仕事のメールかもしれないと思われて一応開封してもらえるからです。
BtoCの場合は知らない個人からメールをもらうと気味悪がられるかもしれないので、開封率が上がるか否かはケースバイケースですが、試してみても良いでしょう。
件名を工夫して開封率をあげる3つのポイント
以上のように、開封率を上げるためには送るタイミングや差出人の名前など色々な要素がありますが、一番重要なのは件名です。
送られたタイミングが悪くても、ショップ名で来たメールでもユーザーにとって魅力的な内容であれば開封してもらえるます。
ここではどのような業界、業種でも普遍的に通用するメルマガの開封率を上げるテクニックを説明します。
重要なことは先に書く
まず、件名をつける上で重要なことは、重要なことは先に書くということです。
普段、自分に送信されてくるメールを見ていただければわかりますが、メールの件名が長すぎるとメールソフトの画面では後半が省略されてしまいます。
また、ユーザーは、そもそも前半の15文字位で自分にとって必要なメールか否かを判断しています。
つまり、件名が15文字より多いと、省略されているかもしれませんし、ユーザーが見ないかもしれません。
重要なことは一目でわかるようにはじめの15文字分位までに書くことが必要です。
ユーザーにとってのメリットを提示する
上で説明した「重要なこと」とはすなわち相手が「メールを開くメリット」です。
例えば、
・このお知らせを受け取った人は人気の商品が半額で買える
・無料のセミナーに参加できる
など、ユーザーがメールを開くメリットを提案する必要があります。このメリットの提示の仕方についてはメルマガの件名を考える際のポイントの部分で説明します。
件名を目立たせる
また、件名にメリハリをつけるのも重要です。
メールを開いてもらうためには、メールの一覧の中で目立つ必要があります。文字だけが羅列されてるメールは一覧の中で目立つことはありません。
メールを目立たせるためには【】で重要な部分を括ったり、★や▼などで件名を装飾した方が良いでしょう。
また、他のメルマガの件名がメルマガっぽいことを利用して、あえて普通のメールのような件名にして逆に目立たせるという高等テクニックも存在します。
これから説明する件名のつけかたで反響率が下がってきたら、あえて地味な件名をつけるのも良いでしょう。
メルマガの件名を考える際のポイント
では、具体的なメルマガの件名の考え方について説明します。
メルマガのタイトルを書く際には、「役に立つこと」、「すぐ開くべきなこと」の2つを意識して伝える必要があります。
この2つの要素はメルマガの冒頭に中身を惹くように装飾して書いておいた方が良いでしょう。
役に立つこと
まず、件名をつける際に重要なのが、このメルマガがどのような役に立つのかということです。これは具体的に示す必要があります。
例えば、
・【半額セール開催中】
・★応募者全員プレゼント!★
・≪着るだけで2か月で平均-7kg減≫
・▼成果が無ければ全額返金!▼
などのようにメールやメール内で紹介している商品がどのようにユーザーの役に立つのかを示す必要があります。
役に立つことを考える際の方針としては
・何か割引で提供できるのか
・無料でなにか提供できるのか
・紹介する商品はすごい実績を持っているのか
・ユーザーに対してノーリスクでリターンが得られるような提案が無いか
という観点から考えてみると良いでしょう。
すぐ開くべきなこと
また、すぐ開くべきだということも件名に盛り込む必要があります。
一般的にメールが開封される確率は送った直後がピークで、その後は時間が経過するにつれて開封率は下がっていきます。
せっかく役に立つことがアピールできてユーザーが興味を持っても、後で読めば良いと思われてしまったらアウト。
いつか読もうと思われたまま、結局いつまでも読んでもらえないということになりかねません。
すぐにメールを読んでもらうために、
・6時間SALE開催中
・先着30名様限定!
・売り切れ次第終了
・もうすぐ終了!
・最終のお知らせ
などのようにオファー内容に関して期限を区切る必要があります。
特別なメールであること
また、上の2つの次に重要なのが、特別感を出す手法です。
例えばメールのタイトルに名前を入れて
・●●様にこっそり紹介!
・7月誕生日の方限定!
・ゴールド会員様限定
のように特別な人にしか送っていないメールということを示すと、開封率は上がる傾向にあります。
メルマガの件名の付け方のまとめ
以上のようにメルマガの件名の付け方について紹介してきました。
メルマガで問い合わせを発生させるために最も重要なことはメルマガの開封率をあげることです。
メルマガにおいて一番難しいのは読んでもらうことなので、とりあえず開封してくれるユーザーを増やすだけで問い合わせ数は改善します。
開封率を上げる要素は、送りタイミング、差出人名などの要素もありますが最も重要なのはメールの件名です。
メールの件名を工夫することによってメルマガの反響率は劇的に改善する可能性があります。
メールの件名をつける際には、
1.重要なことを先に書く
2.ユーザーにとってのメリットを提示する
3.名を目立たせる
という3点が重要です。
以上の点に注意した上で、そのメールや紹介している商品やサービスが、「役に立つこと」「すぐ開くべきなこと」「特別なメールであること」が相手に伝わるようなメールの件名を考えてください。
日頃のコツコツとした改善作業がメルマガの問合せ率をあげます。
メルマガを送って効果が無くても、うちの業界や客層はメルマガに向いていないと諦めるのではなく、どうすればメルマガで問合せを獲得できるのか試行錯誤していきましょう。