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直帰率を下げよう!(2)具体的な改善ポイント

今回は「直帰率を下げるための改善ポイント」を解説します。
前回は、直帰率を下げるために知っておきたい基礎知識をご紹介しました。合わせてご覧ください。

それでは、さっそく本題にうつりましょう。

仮説を立てる

Googleアナリティクスなどを使って、直帰率の高いページを確認したら、ページごとに改善を進めていくことが大切です。

このページはどうして直帰率が高いのか、何をしたら下げることができるのか、まず仮説を立てましょう。

仮説を立てる際には、以下の4つのポイントを確認してみてください。

1.ページの内容はユーザーの期待に応えているか

検索や広告から多くのユーザーが入ってくるページで、直帰率が高いという場合、ページの内容はユーザーの期待に応えているかを見直す必要があります。

インターネットで何らかの情報を探しているユーザーは、自分の求める情報が掲載されていないと、すぐに直帰してしまいます。

そのページを訪れるユーザーが、どのようなキーワードで検索しているかを調べて、記事の内容とニーズの不一致がないか確認してみましょう。

例えば、ある不動産サイトに「新宿区の家賃相場」というページがあり、一般的な新宿区周辺の家賃相場を知りたくて検索したユーザーが、そのページにたどり着いたとします。

開いたページに、その不動産が扱う賃貸物件ばかり出てきたらどうでしょうか。

「探している情報と違った」となり、直帰率は高くなってしまいます。

このような不一致を避けるには、検索結果に表示されるページタイトルや説明文をきちんとページの内容に合わせておくことが大切です。

また、広告も同様に、広告文の内容とページ本文の内容が乖離しないように気をつけて作成しましょう。

2.ページを見た後にとって欲しい行動が明確になっているか

ページの内容がユーザーのニーズと合っていたとしても、「次にとって欲しい行動」がわかりやすくなっていないと、直帰につながってしまいます。

「このページを見た人に、次にどこのページへ行って欲しいのか」を明確にしたうえで、ページの構成やレイアウトを再度検討してみましょう。

例えば、人材育成サービスの企業ホームページで、「社員研修の必要性」について書いた記事から入ってくる人が多いというケース。

このケースでは、「社員研修の必要性」の記事を読んだ後の、次の行動を明示していませんでした。

せっかく記事を読んで「社員研修は重要だ」と感じても、ユーザーは次の行動に移れません。そのため、ページの滞在時間は長いものの、直帰率が高くなっていました。

そこで、記事の末尾で「社員研修に関する経営者向けセミナー」のページへ誘導するよう変更したら、直帰率が大幅に改善されたのです。

ECサイトの場合、たくさん商品を並べすぎて、結局ユーザーがどこをクリックしていいか迷ってしまうケースもあります。

その場合、ある程度商品数を絞り、「おすすめ!」や「第一位!」などのラベリングをして意図的にユーザーを誘導することで直帰率が下げられます。

3.ユーザーをイライラさせていないか

「なかなかページが表示されなくてイライラして閉じてしまった」という経験は皆さんもあるのではないでしょうか?

ページの読み込み時間が長いことは、ユーザーの直帰につながります。このページの読み込み時間は、Googleアナリティクスで調査できます。

また、Googleが無料で提供しているPageSpeed Insaightsでもページ速度に問題がないかを簡単に調べられるので、一度調べてみてはいかがでしょうか。

  
ページの読み込みが継続的に3秒以上になる場合は、「大きすぎるサイズの画像が入っていないか」など、原因を探してみましょう。

画像サイズを小さくするなどして、読み込み速度を上げるための施策を検討することが大切です。

画像サイズ以外にも、「ポップアップ広告が出る」「動画や音声が勝手に再生される」といった設定は、ユーザーの直帰を招く一因となっています。

そのような設定をしている場合は、いったん外してみて直帰率が改善されるか確認してみましょう。

4.見た目で第一印象を損ねていないか

直帰率は、ページを開いたときの第一印象でも変わってきます。

例えば、スマホ非対応のサイトをスマホで開いたユーザーは、「文字が小さいし読みにくい」と、直帰する可能性が高いです。

スマホ対応している場合でも、「文字ばかり多くて読みにくいレイアウト」だと、内容もあまり読んでもらえないまま直帰されてしまいます。

また、企業や専門家などの情報を探しているのに、デザインが素人っぽいと、それだけで「ここは違う」と判断されてしまうこともしばしばあります。

見た目の第一印象はとても大切なので、トップページや直帰率の高いページを開いたときの第一印象を確認し、改善できるところがないか検討
してみましょう。PCだけでなく、スマホでも開いてみることも大切です。

以上、直帰率を下げるために確認したい改善ポイントをご紹介しました。

直帰率には、デザイン・レイアウトの見やすさも関係しています。

【あきばれホームページ】では、見やすいデザイン・レイアウトを実現したテンプレートをご用意しています。

スマホからの見た目も自動で整えられる独自開発したシステムを使用しているので、自社で簡単に更新することも可能です。

ご興味のある方は、見やすいデザイン・レイアウトのホームページ例をぜひご覧になってみてください。

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