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【事例解説】サイトを分けてファーストビューを改善しよう(その2)

それでは、本日のホームページノウハウをお話ししていきましょう。
前回は、業態ごとにホームページを分けるとファーストビューの改善がしやすくなり、反応が上がるというお話をしました。

今回は引き続き、具体的なファーストビュー改善のポイントについて解説します。

ファーストビューの高さはどれぐらい?

訪問者がホームページを開いた直後、スクロールする前に表示される部分が「ファーストビュー」と呼ばれています。

サイト全体の反応を上げるため、ファーストビューを改善し、直帰率を下げていきましょう。スマホでの閲覧がメインのサイトならスマホでのファーストビューを中心に改善していくことが大切です。

では今回も京都でバーベキュー場を運営するマリンビレッジ風月さまの事例をお借りして話を進めていきます。

検索結果の表示とファーストビューのギャップに注意

前回の復習となりますが、検索エンジンで表示される検索結果の内容とファーストビューで表示される内容にギャップがないようにしましょう。

「京都 牡蠣 食べ放題」で検索したときの検索結果は以下の通りです。
(2016年12月時点)

  <検索結果のテキスト>

  京都の牡蠣食べ放題 丹後・神崎海水浴場BBQ
  京都の牡蠣食べ放題なら「丹後・神崎海水浴場BBQ」。冬の味覚、
  新鮮な牡蠣(カキ)を食べ放題のバーベキューでお楽しみください。
  BBQセットの機材レンタルで手ぶらでOK!海鮮・蟹もご用意。京
  都・大阪・神戸・奈良から多数来店。

  http://kaki.kyotokanzaki.com/

訪問者はこれを見た後、ホームページにたどり着きます。上記のテキストで書かれているような内容を期待してページを開くので、その期待を裏切らない内容にしておくことが大切です。

ファーストビュー内で検索キーワードが見つかるようにしておく

ページを開いて数秒で検索キーワードが目に入るようにしておきましょう。一番最初に目が行くのは最上部ではなく、画面の真ん中あたりです。

牡蠣バーべキューのサイトをスマホで開くと、一番目に入る画面中央部に、キャッチコピーとして下記が表示されます(2016年12月時点)。

  冬の味覚、新鮮な牡蠣(カキ)を蒸し焼き・バーベキューで
  お楽しみください

  京都の牡蠣  バーベキュー!!「丹後・神崎海水浴場BBQ」

キーワード「京都 牡蠣 バーベキュー」が含まれていますね。

なお「食べ放題」のワードはヘッダー部には記載されていますが、キャッチコピーエリア内には記載されていません。

検索結果には「食べ放題」が含まれていますので、それを期待して訪問する人がいることも考えられます。キャッチコピーにも「食べ放題」のテキストを加えてみると、反応が変わるかもしれません。

機能や特徴ではなくベネフィットを伝える

キャッチコピーや冒頭の文章にはどうしても、一番アピールしたい機能や特徴を入れたくなります。

しかし、運営者側の言いたいことではなく「このサービスは自分にとって利益がありそうだぞ」を思わせるコピーをファーストビューの中に持ってきた方が反応が良くなります。

例えば、バーベキュー場を探している幹事さんをターゲットとするのであれば、

「手ぶらバーベキューできるBBQ場」
 ↓
「手ぶらだから幹事さんの準備が簡単」

というように、お客さんにとってのベネフィット(利益)をコピーに盛り込むと心に響きやすくなります。ぜひ工夫してみてください。

検索キーワードを連想しやすい画像をチョイス

ページを開いてすぐに表示されるメイン画像は、ファーストビューの中でも非常に大切な部分です。

ファーストビューは「読まれている」というよりも「見られている」という感覚で考えると、メイン画像がどれだけ影響を与えているかがわかります。

画像のテクニックはいろいろとあるのですが、まずは、サイトの内容をイメージしやすく、キーワードに関連する画像を入れるようにしてみましょう。

手ぶらバーベキューのホームページでは、ファーストビューの画像にバーベキュー食材の写真が使われています。(2016年12月現在)

  ▼京都手ぶらでバーベキュー<丹後・神崎海水浴場BBQ>
  http://kyotokanzaki.com/

他にも、お客さんがバーベキューを楽しんでいる画像に差し替えてみて、どちらが反応が良いか調べてみてもいいでしょう。

牡蠣バーベキューのホームページでも、ファーストビューに「牡蠣 食べ放題」や「牡蠣 バーベキュー」を連想させる画像を入れるといいです。

  ▼京都の牡蠣食べ放題<丹後・神崎海水浴場BBQ>
  http://kaki.kyotokanzaki.com/

なお、スマホでの訪問がメインの場合は、画像がスマホでどのように見えるかのチェックを必ず行いましょう。

まずは以上のポイントを踏まえて、ファーストビューの改善に取り組んでみてください。

前回お話したように、場合によっては、ファーストビューを最適化するためにもホームページを分けたほうがいいという判断になるかもしれません。

重要なのは、検索してからサイトを開いたときまでの印象を訪問者の気持ちや目線になって考えてみること。きっと改善する箇所が見えてきますよ。

マリンビレッジ風月さま、事例掲載の許可をいただきありがとうございました。引き続き、ホームページの更新がんばってくださいね!

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