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数値の把握がホームページ改善の第一歩!(前編)

今回はホームページ改善についてのお話しをしたいと思います。

ホームページの新規作成やリニューアルに取り組む際、「顧客を増やしたい」「売上を上げたい」といった目的をお持ちではないでしょうか。

その中で、具体的にどのような数値を指標として持てばいいかよくわからないという方も多いようです。

そこで今回から2回に渡り、ホームページ改善のために把握しておきたい数値の指標についてお話しします。

見込み客の数と成約率

ホームページから無料相談を受け付けて、無料相談をした人に商品を購入してもらうケースについて考えてみましょう。

まず把握したいのは以下の2つの数値です。

(1)見込み客の数

ホームページから無料相談してくれた人の数を、見込み客の数とします。

(2)成約率

見込み客のうち、何人に商品が売れたか(何人が顧客になったか)を調べて、

顧客になった人数÷見込み客の数

で、割合を出します。

例えば、10人無料相談した人がいて、そのうち1人が顧客となった場合、成約率は10%となります。

「見込み客の数×成約率」が高くなればなるほど、成果があがります。

掛け算で考えますので、見込み客の数が変わらなくても成約率が高くなれば数値はあがります。

また、成約率がそのままでも、見込み客の数が増えれば数値はあがります。

気をつけたいのは、「母数を必ず合わせる」という点です。

母数を「ホームページからの無料相談の数」とした場合、必ず、「ホームページの無料相談から顧客になった人の数」をカウントします。

それ以外の手段から顧客になった人の数は含んで計算しないように気をつけましょう。

訪問者数とコンバージョン率

次に、見込み客の獲得数をもう一段階細かく分けて、「見込み客の獲得率(コンバージョン率)」を把握します。

先ほどの無料相談の例で考えてみましょう。

まず、

  • ホームページに来た人(訪問者数)の数
  • ホームページ経由で無料相談した人(見込み客)の数

を把握します。

そこから、

無料相談した人の数÷訪問者数

を計算して、ホームページでのコンバージョン率を出します。

例えば、ホームページへの訪問者数が5,000で、無料相談が5件であれば、コンバージョン率は0.1%です。

見込み客と成約率の関係と同じく、こちらも「訪問者数×コンバージョン率」の数値が大きくなればなるほど、見込み客の獲得数が増えます。

訪問者数が増えれば、コンバージョン率はそのままでも、見込み客の獲得数は増えます。

また、訪問者数がそのままでも、コンバージョン率を上げていけば、見込み客の獲得数は増えるのです。

まとめ

これらの数値を把握すると、現状では、

  • 1人の顧客を得るには、何件の無料相談を受ければいいか
  • 1件の無料相談を受けるには、ホームページにどれぐらいの訪問数があればいいか
  • 1人の顧客を得るには、ホームページにどれぐらいの訪問数があればいいか

がわかるようになります。

また、それぞれの数値目標をもつことで、取り組みの内容が明確になってきます。

ところで、これらの数値、どこから手をつければいいのでしょうか?

次回の後編では、数値のアップに取り組む順番について考えてみたいと思います。お楽しみに!

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