エステサロン集客に必要な広告は? 代表的な4つの手段をチェック!
エステサロンを広く知ってもらうには、何らかの広告が必須です。とはいえ、競合するサロンも多い中、広告を出せばすぐに集客できるとは限りません。
どの手段で広告を出せば集客に繋がるのでしょうか。
エステサロンとして出しておきたい広告をチェックします。
エステサロンをもっと多くの人に知ってもらって効果的な集客をしたい、それには広告が不可欠です。ただ、広告を出すにはまとまった費用がかかるもの。コストが回収できず赤字に、という事態は避け、集客により効果的な手段で出したいものです。
チラシにネット広告、クーポンサイトにSNSと、今や宣伝に使える手段は様々ありますが、それぞれにメリットとデメリットがあります。それらをチェックして、エステサロン集客に必要な広告を見極めましょう。
チラシ広告での集客は?
広告で集客ということで第一に思いつくのがチラシでしょう。近隣の住民にエステサロンの存在を知ってもらうには手っ取り早い手段です。
ただ、新聞の折込チラシや、ポスティングスタッフにお願いするチラシとなると、まとまった予算が必要です。10万部を作成して配布したとして30万円~50万円は見ておきたいところ。お店の規模や費用対効果で検討します。
せっかくチラシ広告を出してエステサロンを知ってもらっても、高い広告代を回収するために高額の客単価設定にせねばならいことも。ターゲットのお客様を逃して経営方針がぐらつくのは、大きなダメージです。
チラシ広告を自作して、地道に近所へ配って回るという手段もあります。これならコストも紙代や印刷代程度で済みます。施術の時間外に自分の足で1軒1軒回らないといけない労力はありますが、潜在的なお客様に直に会う機会となるのはメリットです。
開業前や、予約が思うように埋まらず時間のある場合は、自作のチラシ広告で地道に回るほうが効果的でしょう。
やっぱり今どきはネット広告?
新聞や雑誌、フリーペーパーといった紙媒体では広告を出しても今や厳しいと言われる時代です。無意味というわけではありませんが、読者数が伸び悩んでおり、その分、広告も目に留まりにくくなっています。
やはり今どきはネット広告? と思われるかもしれませんが、やみくもにネットへ広告を上げればいいというものでもありません。新聞や雑誌の広告ほど費用はかからないにしても、10万円からの予算は見ておく必要があります。それに、エステによほどの強みがなければ、日本中、世界中から広告が見られても意味がありません。
エステサロンのホームページかブログを持ち、自分のサロンを宣伝するのが一つの手です。その際、サロン所在地の地域名+エステサロン、あるいは体の悩みのキーワードで検索して上位にサイトが表示されると、かなりの集客力になります。
エステサロンのブログ記事は、ただ漠然と書くのではなく、記事ごとにテーマを決めて、具体的な悩みに役に立つコンテンツにするのがポイントです。空いた時間にスマホで読む人も多いので、スマホ対応は必須です。
やはりネット広告が出したい、という場合はGoogleアドワーズが始めやすいでしょう。キーワード検索で広告が表示され、クリックされた数に応じて広告代が発生するので、低予算からでも始められます。
クーポンサイトで集客できる?
大手でいうとホットペッパービューティーが代表的で、載せると集客力が大幅にアップするといわれています。確かに大手エステサロンならその効果が期待できますが、個人のエステだと一長一短の側面があります。
目玉となる高めのメニューをクーポンで割引するので、どうしても客単価は低くなります。自分のサロンを広く知ってもらうきっかけにはなりますが、安さ目当ての一見さんばかりでリピーターに繋がりにくいデメリットも。
クーポンサイトは、サロンのコンセプトやスタイルによって利用を検討したいところです。
SNSは集客に効果的?
FacebookやTwitter、LINEなど、SNSで集客に力を入れているエステサロンも少なくありません。やらなきゃ損、という空気さえ感じられますが、ただ漠然とやるのは禁物です。
20代がターゲットなのにFacebookで長々と記事を書いていても意味がありません。サロンのターゲットとなる層が使っているSNSで、その感性に合った投稿を続けるのがポイントです。
SNSのメリットは、Twitterの140文字制限(現在、制限は一部緩和されていますが…)に代表されるように短い言葉で発信できることです。ブログだとじっくり腰を据えて文面を考え、推敲して、ようやく1つのコンテンツができます。元々そういった作業が苦手な方や施術との両立が難しい方には、SNSが向いています。
サロンを知ってもらうのにブログもSNSもしていないのは宣伝不足です。せめてどちらかには手をつけて、お店の様子やオーナーの人となりを知ってもらいましょう。
かつて10年以上昔、SNSといえばミクシィが主流でしたが現在はそうではなく、年齢層によっても使われているものが違います。時代の流れに敏感になって、その時代のターゲットに合った手段で呼びかけるのが集客のカギです。
エステサロン集客に必要な広告のまとめ
いかがでしたでしょうか。集客に必要な広告は、そのエステサロンのコンセプトや経営方針によっても様々です。
広告は出したら出しっぱなしにせず、どの方法で集客に効果が出たかを見極め、無駄のない宣伝活動にしていきましょう。