自分でSEO対策するなら使いたい!SEOの効果を高めるツール9選

ホームページの集客方法の1つとして、特定の検索キーワードで上位に表示させてアクセスの増加を狙うSEOがあります。
SEOは細かいところはホームページ制作会社などプロに依頼しないと難しいものの、基本的なところは自社でSEOを行うことも可能です。
特に近年はさまざまなSEOのためのツールが開発されていて、社内でSEOを行いやすい環境が構築されつつあります。
本記事ではSEOに使えるツールについて紹介します。
SEO対策の基本的な流れ

まず、SEO対策の基本的な流れについて説明します。
狙うキーワードを決める
まずは狙うキーワードを決めます。もちろん、狙うキーワードによって検索順位の上位になる難易度は異なります。
キーワードの検索ボリュームやどの見込み客が多そうなのか、競合のSEO対策状況、自社がどの位手間が掛けられるのかによって狙うキーワードを考えます。
ホームページを更新する
狙っているキーワードで検索順位の上位になるようにホームページを更新していきます。
何がどのような比重で検索順位に影響を与えているのかは検索エンジンの運営会社の社員しかわかりません。
が、他のサイトからリンクを貼られている数や、キーワードのボリューム、コンテンツの数、ドメインの年齢などいくつかの要素が検索順位に関わっているのではないかと言われています。
PDCAを回す
狙うキーワードを決めて、ホームページを更新して検索順位の上位を狙うというのが基本的な方法ですが、SEOにこれをすれば検索順位があがるという特効薬は存在しません。
コツコツと施策を繰り返して、PDCAを回すことがSEO対策においては重要です。
SEOに使えるツール(必須編)

PDCAサイクルを回すために、使えるツールはたくさんあります。まずはSEO対策を行うにあたって必須級のツールをご紹介しましょう。
サーチコンソール
サーチコンソール
サーチコンソールはグーグルが提供している、ホームページを分析するためのツールです。
サーチコンソールでは、自社のホームページがどのような検索キーワードによって検索されているのか、ホームページの中身にSEOで不利になるような要素がないのかについて調べることができるツールです。
無料で使用できますし、SEOのために重要なさまざまな指標が取れるので必ず導入しておいた方が良いでしょう。
キーワードプランナー
キーワードプランナー
キーワードプランナーもグーグルが提供しているサービスで、Google広告の中の機能の1つです。
Google広告はGoogleの検索結果に表示される広告を設定するためのツールで、キーワードプランナーは広告を販売するために、キーワードの検索ボリュームや競合性などについて紹介するツールです。
狙うキーワードを考える上では、非常によく使うツールです。Googleアカウントさえあれば無料で使用できますが、ざっくりとした検索ボリュームしかわかりません。
1か月あたり数百円程度広告費を費用していればより正確な検索ボリュームが分かるので、SEOのためにも少しだけGoogle広告を出稿しておいた方が良いでしょう。
SEOに使えるツール(キーワード探し編)

続いて、SEOのためのキーワード探しに使えるツールについて紹介します。
goodkeyword
goodkeyword
Goodkeywordはサジェストキーワードを分析するためのツールです。
サジェストキーワードとは狙っている検索キーワードとセットでどのような検索キーワードが検索されているのかを調べるツールです。ホームページの中に入れるコンテンツを考える際によく使用するツールです。
無料で使うことができて、使用方法も上のURLのホームページの検索窓に狙っているキーワードを入力するだけなので簡単です。
Googleトレンド
Googleトレンド
同じくホームページの中に入れるコンテンツを考える際によく使用するのがGoogleトレンドです。
Googleトレンドは特に特定の検索キーワードに特化して、そのキーワードの検索ボリュームの推移を分析するツールです。
キーワードを入力すると、どのように検索ボリュームが推移しているのか、どこの地域が特に検索しているのか、関連するトピックやキーワードには何があるのかが表示されます。
Google広告に課金しているか否かに関わらず無料で使用できます。
SEOに使えるツール(ホームページ分析編)

続いて、ホームページの分析やPDCAを回す際に重要なツールについて説明します。
GRC
GRC
GRCは検索順位のチェックツールで、ホームページのキーワード別の順位管理を効率化するツールです。
検索順位の推移を簡単に分析できるので、SEOのためのPDCAを回すためには重要なツールです。
基本機能は無料で使用できますが、より拡張されたバージョンを使用したい場合は月400円からのライセンス版を購入する必要があります。
SEOチェキ
SEOチェキ
SEOチェキはホームページの検索順位やタグやインデックス数などSEOに関わることについてURLさえわかれば調べられるツールです。競合分析のときによく使用します。
SEO対策をする際に競合に勝つためにはどの位の手間を掛けなければならないかを考えるための目安の基準を提供してくれます。
すべての機能を無料で使用できます。
itomakihitode
itomakihitode
SEOチェキは気になるホームページをいちいち入力する必要がありますが、itomakihitodeの場合は検索キーワードさえ指定すればそのキーワードで上位に表示されているホームページを一度に調査することができます。
1日1回は無料ですが、それ以上使用するのならば有料版を購入する必要があります。
SimilarWeb
SimilarWeb
SimilarWebは競合のホームページの成績を予想するツールです。
ホームページにどの位リンクが貼られていたり、ページ数が何ページあるのかは他のツールでも調査しやすいのですが、SimilarWebのように具体的に何人くらいからアクセスがあって、どこから集客しているかを予想することは困難です。
無料版でも過去1か月分のデータ、5件までの競合ホームページなど情報を限定して入手することができますが、より詳しく調べたい場合はライセンスを購入する必要があります。
具体的な価格については見積もりを取る形になります。
hanasakigani
hanasakigani
hanasakiganiはホームページの被リンクを調べるためのツールです。
被リンクとは他のサイトから貼られている自社のサイトへのリンクのことを指します。
hanasakiganiのホームページで調べたいホームページのURLを入力すれば、どこからリンクが貼られているかを表示してくれます。なお、hanasakiganiは無料で使用できます。
SEOに使えるツールのまとめ

以上のようにSEOに使えるツールについて紹介してきました。
SEO対策をサポートするためにさまざまなツールが開発、提供されています。今回紹介したツールの中にも無料で使えるものが多いのでぜひ導入した方が良いでしょう。
特にサーチコンソールとキーワードプランナーは必須級のツールなので、ぜひ導入してください。
また、キーワード探し編とホームページ分析編で合計7つのツールについて紹介しましたがもちろんこの他にもSEOに使えるツールはたくさん存在します。
慣れてくれば今回紹介したツールだけではなく、ぜひとも自社にとって使いやすいツールを探してみてください。
最後に本記事でツール自体は紹介しましたが、キーワードの基づいた記事を作成してホームページを更新したり、検索順位の推移をチェックしたりとPDCAを回さなければいくらツールがあったとしても意味がありません。
特にSEOは一朝一夕で成果を出せるわけではないので、ぜひツールと一緒に運営体制についても考えてくださいね。