ホームページは印象が大切!ファーストビュー5つのポイント

人は見た目で周りの人に与える印象が9割決まるということをご存知ですか?
Webも同じで、ホームページも最初に与える印象が9割!
ファーストビューで「このホームページを読むか・読まないか」が判断されるのです。
今回はファーストビューの大切さと5つのポイントを解説します。
ユーザーが「お、ちょっと読んでみようかな」と思えるホームページ作りをしましょう!
ファーストビューとは

「ファーストビュー」とは、ホームページにおいてユーザーがアクセスしたときに最初に目に入る部分のこと。
多くはトップページやランディングページであることが多いのですが、ホームページをスクロールせずに画面に表示された部分だけが対象になります。
かといってホームページの上部の一定部分だけというわけではありません。
スマホやPC、タブレットなどのモニターサイズでファーストビューの範囲が異なります。
同じPCでもインチ数によって画面の広さが違うため、すべてのデバイスに対応できるようにしないといけません。
そのためには画面サイズが重要で、PCなら550px、スマホやタブレットなら460pxでカバーできると言われています。
見る気が失せるホームページになっていませんか?

ファーストビューにはだいたい次のような情報が入っています。
・ホームページのタイトルやヘッダー部分
・最新情報
・広告
・会社やサービスの売り、キャッチコピー
ファーストビューとはいわばホームページで一番見られる部分でもあるので、大切な情報を入れておきたいもの。
しかし、情報をなんでも詰め込みすぎてしまうと何を伝えたいかわからなくなってしまいます。
それだけでなく、画像やデザインがサービス内容と合わないだとか、何をやっている会社・サービスか直感でわからないとユーザーのニーズを満たせません。
一番見られる部分だからと焦ると、ユーザーの見る気が失せるホームページになってしまうのです!
ホームページにおけるファーストビューの大切さ

「人は話す内容で7%、その他容姿や雰囲気、口調で93%が決まる」というメラビアンの法則を知っていますか?
これは人だけでなく、ホームページにも言えることです。
ホームページにアクセスしてファーストビューを2、3秒見たあと、そのホームページを読むかどうかを判断します。
逆に最初の2、3秒でユーザーの心を掴まないとユーザーはすぐにホームページを離れてしまうんですね。
その最初の印象を決めるものがファーストビュー。
集客や売上にも大きく関わる部分なので、ホームページ作成をするときにかなり念入りに考える部分になります。
ファーストビューでの離脱率は70%!?

ユーザーはとにかくせっかち!
ファーストビューですぐに離脱してしまうユーザーは70%以上いると言われています。
残りの30%近くも無駄に回遊しているわけではなく「必要な情報がここにありそう」と期待しているのです。
ホームページに100人アクセスしてくれたとして、30人も残れば良いと考えるでしょうか?
さらにその30人から実際にお申し込みをしてくれたり、資料請求や購入をしてくれるユーザーの人数を考えると…
かなり少ない人数にまで減ってしまいますよね。
コンバージョンにつなげたいなら、まずはファーストビューでの離脱率を下げることが大切です。
目標達成につながるファーストビュー 5つのポイント

ホームページを作成したらユーザーにお申し込みやお問い合わせをしてほしいという目標を設定します。
その目標を達成するために導線を置いたり広告を掲載したりしますが、ファーストビューの時点で弾かれたらコンバージョン(目標達成)には届きません。
そこで、コンバージョンにつながるファーストビューの構成ポイントを5つご紹介します。
直帰率が高いサイト、なんとなくファーストビューがパッとしないサイトの改善の参考にしてみてください。
1.ユーザーが見たいであろうページへの導線を入れておく

まずファーストビューには、ユーザーが見たいと思う情報を入れておかないといけません。
主にどんなサービスを扱っているかを載せますが、ファーストビューだけで情報量が多すぎると読む気が失せてしまいます。
ファーストビューに載せる情報は一番主張したい情報の1つか2つだけに絞りましょう。
その代わり他の情報については、ユーザーが見たいであろうページへの導線を入れておきます。
お申し込みボタンや会社情報・商品案内などのカテゴリーのボタンを設置するのがいいですね。
ユーザーが迷子にならないように、こういったボタンは上部に固定しておくとどのページからアクセスしても大丈夫です。
2.直感的にボタンがわかるように配置する

そこにボタンが設置してあっても、周りと同化してしまって「押せるボタン」だと認識されないと誰も押してくれません。
特にお申し込みボタンはコンバージョンに一番直結するボタンなので、きちんと押せるということをアピールしましょう。
具体的には周囲と色を分けて目立つようにするのがおすすめ。
または立体的にする、グラデーションををかけるなどしてボタンの質感を出すといいでしょう。
このように「押せるボタン」と認識させることをクリッカブルと言います。
3.サービス内容が直感的にわかる画像・デザインにする

ファーストビューに入れ込む画像やデザインも大切です。
例えばエステサロンのホームページでコスメの画像を入れていてもなんの訴求力もありませんし、病院のホームページデザインが暗い色メインになっているとユーザーが不安になります。
エステサロンなら女性を施術している画像にしたり、病院なら白や青などクリーンな色をメインにするなど、視覚から入る第一印象を良いものにしましょう。
また、不要な情報や画像を削除することもおすすめです。
現代のユーザーはセンスが磨かれてきているので、シンプルで洗練された引き算のデザインの方が好まれる傾向があります。
4.キャッチコピーはユーザー目線

人の心に届くキャッチコピーはユーザーの好奇心を引き出す鍵になります。
しかし、キャッチコピーが企業目線になってしまい、もったいないことをしているホームページが多いのが現状です。
例えば「高品質」という言葉をキャッチコピーに入れてもピンと来ません。
それよりも「レモン3個分の栄養」とか「黒毛和牛100%のハンバーグ」の方がイメージしやすいですよね。
ファーストビューのキャッチコピーはユーザー目線!
ユーザーが聞きたかったキャッチコピーを入れて、好奇心を引き出してあげましょう。
5.メイン広告はさりげなく掲載する

ファーストビューはそのページの中で一番目につく部分なので、広告を掲載するのに最適な場所でもあります。
しかし、いきなりトップにドドンといくつもの広告を載せて、下にスクロールしないとページの内容がわからないようなホームページは嫌われる傾向に。
ファーストビューに広告を載せるならメイン広告だけにしましょう。
また、大幅に場所をとるよりもページの左右にさりげなく掲載することで、ホームページ全体の印象を壊すことなくユーザーにアプローチできます。
印象の大切さとファーストビュー5つのポイントまとめ

ホームページがファーストビューで与える印象の大切さはいかがでしたか?
ユーザーがホームページを見るか・見ないかだけでなく、サービスを利用するか・しないかまでを左右する重要な要素になります。
ファーストビューを構成するとき、ここで紹介した5つのポイントに沿って構成することでユーザーの離脱を防げるでしょう。
それだけでなく、上手に広告を入れたりユーザーの心を揺さぶるキャッチコピーを入れるとコンバージョンにも直結するかもしれません!
ホームページを作成するときはファーストビューがユーザーに与える印象を考えながら作成するのがおすすめです。