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ホームページを無料で作るデメリットとは?有料との違いを詳細解説!【初心者向け】

更新日:2023年9月22日

ホームページを無料で作るデメリットとは?有料との違いを詳細解説!【初心者向け】

ホームページは、いちど開設したらビジネスを続けていく限り、基本的に運用を続けていくものです。だからこそ、最初にホームページを作成するときに、どのような方法で作成するかは重要なポイントと言えるでしょう。

ホームページを作成するうえで最初の分岐点となるのは、「無料」で作成するか、「有料」で作成するかという点です。

もし全く同じものができて、運用の手間も変わらないのであれば、「無料」で作成するのがベストです。でもそう上手くはいきません。いずれにしてもメリット・デメリットをよく理解したうえで、適切な判断をすることが重要です。

そこで今回は、ホームページを無料で作成する場合と、有料で作成する場合の違いについて、初心者の方に向けて詳しく解説していきたいと思います。

無料でホームページを作成する3つの方法

無料でホームページを作成する3つの方法

会社のパンフレットを制作する際には何万円も費用がかかるのにホームページって、どうして無料で作れるの? そんな疑問を抱かれている方もいらっしゃるかもしれませんね。

ホームページを無料で作る場合、概して自分で作るということになります。
そして自分で無料で作る代表的な方法として、下記の3つがあります。

1)無料のプログラミング支援ツールで作成

無料のプログラミング支援ツールで作成

まず挙げられるのが、HTMLやCSSの基礎知識を学んでホームページを作成する方法。
HTMLなどの専門知識を勉強すれば、ホームページは自分で作成できます。そうした場合に利用すると良いのが、無料で使用できる日本語テキストエディタです。

こうしたプログラミング支援ツールを使ってHTMLやCSSを整形・修正してホームページを作成していきます。日本語に対応した無料のテキストエディタとして、「サクラエディタ」や「TeraPad」などがあります。

どちらも国産ソフトですが、ゼロからコードを書く必要があるため、専門知識を身に着けた上でないと使いこなせません。専門知識は短期間で習得できるものではありませんので、専門的な知識のない方にとっては現実的ではありません。

2)無料のホームページ作成サービスで作成

無料のホームページ作成サービスで作成

一方、専門知識不要でホームページを簡単に作成、運用できる無料サービスもあります。近年、増えてきている日本語に対応したクラウド型CMSサービスです。
例えば、「Wix」「Jimdo」「STUDIO」「Ameba Ownd」などが挙げられます。コードを書く必要がないため、ノーコードツールともいわれています。

これらには、あらかじめデザインが用意されているので、簡単にホームページを自分で作成することができる上に、更新も比較的簡単です。無料でホームページを自作するなら、このような専門知識不要の無料サービスを活用するのがお勧めです。

ただし、専門知識が不要といっても最低限の知識が無いと使いこなすのが難しい場面もあるでしょう。

またホームページのデザインにオリジナリティを持たせたいという場合には、物足りなさを感じるかも知れません。機能をフル活用したい場合は、有料プランへの変更が必要となってきます。

3)無料のCMS(コンテンツ管理システム)で作成

無料のCMS(コンテンツ管理システム)で作成

3つ目はオープンソース型のCMSを使って作成する方法です。プログラムのソースコードが一般公開されているCMSですので、 基本的に無料で利用できるのです。

有名なものに「WordPress」「Joomla!」「Drupal」などがあります。
中でも有名なものが「WordPress」。世界的に見ても圧倒的なシェアを誇るので、耳にされたことがある方も多いのではないでしょうか。

最初の構築段階こそ難しく、専門知識を必要としますが、カスタマイズ性は抜群です。さまざまなデザインが実現できます。また、ホームページの大枠を作成してもらえば、あとの運用・更新は割と手間なく簡単にできます。専門知識がなくても、日々の更新くらいは十分にこなしていけるでしょう。(独自ドメインの取得やレンタルサーバーの費用は別です)

しかし最初にお伝えした通り、初期の構築が難しく、そこから自分で行うとなると相当な勉強が必要です。その初期構築の部分は、専門家にお願いした方が良いでしょう。

無料でホームページを作成する5つのデメリット

無料でホームページを作成する5つのデメリット

ホームページを無料で作成・公開できれば、大幅に費用を軽減することが可能です。
しかし、無料には無料である理由があり、そこにデメリットが隠されているのです。
本章では、無料でホームページを作成する5つのデメリットについて解説します。

1)デザイン・ページ数・閲覧数など、自由度が低い!

デザイン・ページ数・閲覧数など、自由度が低い

無料のホームページ作成サービスでは、概ね自由度が低いというデメリットがあります。専門知識不要でホームページが作れるサービスでは、他の利用者と似たようなデザインのサイトになってしまう場合も少なくなく、どうしても「自分のイメージ通りにホームページを作ること」が難しいのです。

種類豊富にテンプレートが用意されていたとしても、希望に完全にマッチしたデザインを見つけるのはなかなか難しいでしょう。

また多くの無料プランでは、作成できるページが5~10ページ程度が上限となっています。コンテンツを増やして、SEOを強化するには不向きです。

他にも月間の閲覧数に制限がされている場合もあり、無料でホームページを作る場合には、何かと制限が多いのが実情です。

2)他社の広告が表示されてしまい、信頼を損なう!

他社の広告が表示されてしまい、信頼を損なう

無料でホームページを作成すると、「広告」が自動的に表示されることもデメリットです。サービスによって、広告の位置や大きさは異なりますが、無料で提供されているサービスですので、仕方のないことです。

企業や個人事業主がビジネスとしてホームページを活用するのに、ホームページに他社の「広告」が出てしまうのは大きな痛手です。なぜなら広告は基本的にあまり良い印象を与えないからです。頻繁に広告が表示されるようでは、信頼を失うことにもなりかねません。オンライン上における企業の看板として利用する場合、適しているとはいえません。

3)サポートが不十分でトラブルに対処できない!

サポートが不十分でトラブルに対処できない

無料で提供されているホームページ作成サービスでは、十分なカスタマーサポートが提供されていません。そもそもサポートが用意されていなかったり、電話でのサポートがなかったりなどの問題があります。

操作方法で困ったり、ホームページを運用していく上で悩んだりしたときに、受けられるサポートがあるかないかは重要です。突然のトラブルに対処してもらえないとお客さんの信頼を失いかねません。

無料で手厚いサポートも受けたいところですが、そこはある程度諦めなくてはいけないところでしょう。

4)独自ドメインが使用できない!

独自ドメインが使用できない

無料で利用できるCMSでは、サブドメインで公開するものがほとんど。基本的に独自ドメインを利用できないと考えてよいでしょう。

そのため、ブランド力や信頼性を得にくいサイトになります。ホームページの信頼性を得るには、独自ドメインを取得したいですよね。
有料プランに変更すれば、こうした問題は解決できます。

5)突然HPが閉鎖されるリスクがある!

突然HPが閉鎖されるリスクがある

無料で提供されているホームページ作成サービスを利用する最大のデメリットは、突然閉鎖される危険性です。ホームページの更新を重ねて、ようやく集客できるようになっても、サービス自体が終了してしまうとホームページも閉鎖されてしまいます。

このように無料でホームページを作成するデメリットは、少なくありません。
もし無料プランをビジネスに利用する場合は、有料プランへの移行を前提とした限定的な利用にとどめておいた方がよいでしょう。

ただ無料でホームページを作成すること自体が悪いわけではありません。目的によっては、あなたの強い見方になってくれるはずです。

【無料VS有料】有料でHPを作成するメリットは?

有料でHPを作成するメリットは

企業ホームページは、公開してからが本番です。ビジネスで利用するなら、ユーザーに対してちゃんとプロフェッショナルなイメージを与え、自由に情報発信して運用していく必要があります。

その中で、操作方法に困った時にサポートしてくれるサービスがあるのは、大きな魅力ですし、広告が表示されないことはとても重要なポイントです。

では、ここで無料と有料、それぞれの作成方法のメリット・デメリットを表で比較してみましょう。サービスによって異なる部分もありますが、概ねこのようになります。

有料サービスで作成 無料サービスで作成
カスタマイズの自由度 高い 最低限に限られている
デザイン性 高品質なテンプレートやデザインが利用可能 限られたテンプレートを使用しなければならない
サポートの提供 専門スタッフのサポートが利用可能 基本的には自己解決
カスタムドメイン 独自のドメインを使用することができる 独自ドメインは使用不可
サブドメインを使用
費用 内容に応じて費用がかかる 基本的には無料
管理と更新の制限 特になし ストレージ容量やページ数、閲覧数などに制限がある場合がある

こうして比較してみると、有料・無料の理由もそれぞれハッキリとしてきましたね。
初めてのホームページで、高額の費用をかけることはおすすめできませんが、多少の投資は必要でしょう。無料サービスを利用して失敗して時間と売上を無駄にするよりは、最初から少額ずつでも投資して、本当にビジネスの役に立つホームページを作成することをお勧めします。

先ほどご紹介した無料のホームページ作成サービスでも、有料プランにすればサポートが追加されたり、広告非表示ができたりなど、ビジネス利用に耐えうるサービスになります。

もし無料プランでホームページの作成を始める場合は、有料プランに移行することを視野に入れ、有料になったらどんなことができるかをきちんと把握しておきましょう。

【まとめ】ホームページを無料で作るデメリットとは? 有料との違いを詳細解説!【初心者向け】

ホームページを無料で作るデメリットとは? 有料との違いを詳細解説

本記事では、無料でホームページを作成する時に考えられるデメリットと有料で作成する場合との違いについて解説しました。

ホームページは、ビジネスを続ける上で重要な広告ツールであり、お客様との関係を深めるものにもなり得ます。高額な投資は出来なくても、多少の投資は惜しまない方が無難です。

ホームページから売上を上げる観点からも、無料のものよりも、ビジネスでの利用が可能な有料プランを利用して作成した方が良いでしょう。費用が不要であることは、一見魅力的に感じられますが、デメリットも大きいのです。

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