企業ホームページの必要性とは? 無いと困る6大デメリットを一挙公開!
インターネットの普及により、企業のホームページは極めて重要な存在となりました。
しかし、その必要性をよく理解できていない企業も少なくありません。
特に、従業員規模別で見ると、小規模になるにつれて開設率は低くなり、ホームページを作ったのに、ほとんど活用できていない企業も多いようです。
ホームページがなくても困ったことはない、SNSだけでも十分だ、と考えて作成しないままでいると、大きなデメリットを被ってしまうかもしれません。
なぜならホームページを持っていないデメリットは年々深刻になっているからです。
そこで本記事では、まだホームページを開設していない初心者向けに、企業がホームページを開設する必要性と、ホームページを持たないことがもたらす6つのデメリットについて詳しく説明します。
ホームページを持たない企業の4つの言い分
さて、ホームページを開設していない企業にも、もちろん理由はあるでしょう。
本章では、開設しない理由に着目して、下記の4つのパターンに分けました。もし、あなたがまだホームページを作成していないのであれば、どのパターンか確認してください。
1)今のままでも満足している
同業他社がホームページを開設しているのは知っているが、ホームページが無くても何とかやってきたので特に必要性を感じていない。
2)運営できる人がいない
ホームページを作成したい気持ちはあるが、運営に時間を割く余裕がない。
また社員にも専門知識を持つ人がいないため、諦めている。
3)ホームページに費用をかけられない
ホームページはあった方がいいとはわかっているが、作成費用を調べると高額な料金だったので二の足を踏んでいる。
4)ウェブが苦手で何をしていいかわからない
自社でもホームページを作成したいと思っているが、PCやウェブが苦手なため、何から始めてよいかわからない。
上記の理由を見ると、時間や費用、知識が不足していることがわかります。
しかし、今後はますますWebマーケティングが重要になっていく時代。このままではデメリットはさらに拡大していきます。
もしあなたが、上記のような理由でホームページを開設していないのであれば、ぜひ本記事を参考にホームページについて検討し直すことをおすすめします。
自社ホームページの作成は自分で?プロに頼む?メリットとデメリット
企業ホームページの必要性とは?
では、企業のホームページは、なぜ必要性があるのでしょうか?
改めてホームページの役割からその費用性を改めて確認していきましょう。
ホームページの役割は大きく分けると下記の5つがあります。
1. 24時間365日、あなたに代わって営業してくれる
企業のホームページは、インターネット上で営業を行う重要なツールです。
24時間365日稼働し、世界中からアクセス可能です。これにより、顧客や潜在顧客がいつでも企業の情報や製品、サービスにアクセスできるようになります。
2. 最新情報をリアルタイムで顧客に提供できる
ホームページは、企業の最新情報を迅速に掲載できるプラットフォームです。
新製品、サービス、プロモーション、イベントなどの情報を即座に更新でき、顧客やパートナーに提供できます。
3. 有益な情報を提供し、見込み客の興味を引く
ホームページは、企業の活動や専門知識に関する情報を提供する場所でもあります。ブログ記事、ホワイトペーパー、ケーススタディなどを通じて、顧客や業界関係者に有益な情報を提供し、信頼性を高め、潜在的な顧客の興味を引きます。
4. 顧客とのコミュニケーションを促進し、親近感を高められる
ホームページは、顧客とのコミュニケーションを促進し、親近感を高めるためのプラットフォームとしても役立ちます。問い合わせフォーム、カスタマーサポート情報、ソーシャルメディアリンクなどを提供し、顧客からのフィードバックや質問に迅速に応答できます。
5. リピート客との絆を深められる
ホームページを通じて、既存の顧客との関係を深め、リピート購入を高めることができます。また特典プログラム、メンバーシップサービス、ニュースレターなどを提供し、顧客との長期的な関係を築くことが可能です。
企業のホームページは、以上のようにさまざまな重要な役割を果たします。
ホームページは、企業の成功のためには必要不可欠なツールとなっており、開設後に適切に活用することが重要です。
専門知識が無くても低予算で集客できるホームページが作成できます!
ホームページを持たない6大デメリット
さて、企業はホームページを持たないことで、どのようなデメリットが発生するのでしょうか? 本章では6つのデメリットを具体例を挙げながら解説します。ホームページを活用しないことで多くのチャンスを逃していることを認識しましょう。
1)顧客の印象が悪くなってしまう
以前はタウンページで調べていたことも、今や企業のホームページを見て情報収集するのが当たり前の時代です。逆にホームページを持っていない企業はなぜ無いのか厳しい目で見られるようになってきました。
地元の小さなお店Aはホームページを持たず、その存在感をオンライン上で示すことができていません。そのため、地域の住民はその店に対する情報を見つけにくい状態にあります。
一方で、競合するお店Bはホームページを持ち、商品の種類や価格、営業時間をオンラインで提供しています。
この場合、ホームページを持たない店舗Aは、地元の住民にとって信頼性が低いと感じられ、その店の存在を忘れたり、選択肢から外したりする可能性が高まります。
企業ホームページが無いのは、名刺や看板が無いのと同じですから、それだけビジネスのチャンスを逃しているといっても過言ではありません。企業の活動が止まっている、ホームページを作る余裕がない企業、といったイメージを持つ人もいることでしょう。
2)ホームページを持つ競合他社に負けてしまう
問い合わせや依頼をする以前に、多くの方がまずはインターネットで検索するところから始めようと考えます。そこで、検索してみてみたものの、会社(お店)のホームページが見つからないようでは不安を感じてしまいます。ホームページが無い会社に問い合わせをすることは、顧客にとってはリスクなのです。
治療院A店とB店が同じ市場で競合しています。
A店はホームページを持ち、施術の流れ、治療方法、お客様の声を定期的に更新しています。一方、B店はホームページを持たないか、存在する場合でも情報は古く、最新情報が不足しています。
結果として、A店は顧客に安心感を与えるのに対して、B店は競合する他店に予約の機会を奪われる可能性が高まります。
ホームページがない企業、あっても更新が止まっていたり情報が古いままの企業よりも、しっかりとコンテンツが充実したライバル企業の方が安心できます。企業ホームページが無い状態では、今はよくても競合他社に売上げを奪われているのです。
3)商品・サービスの持続的なPRができない
企業やその商品を宣伝・販売する媒体はホームページ以外にもあります。
折込チラシやタウン誌などもで、一時的な宣伝効果は得られます。ただし、これらの宣伝手段の集客効果は持続できるものではありません。
地元の小売店Aは、折込チラシを利用して季節限定のセールを宣伝し、一時的な集客を増やしました。しかし、この方法はセール期間が終了すると効果が急激に低下し、持続的な顧客の獲得には寄与しません。
また、タウン誌の広告スペースも限られており、情報の更新が難しいため、商品ラインナップの変更や新しいプロモーションに適応するのが難しい場合もあります。
一方で、競合する小売店Bはホームページを活用し、最新のセール情報や商品ラインナップをオンライン上で提供しています。このような情報は随時更新され、顧客が持続的にアクセスできます。顧客はホームページを通じて新しい商品やサービスについて常に最新の情報を入手でき、購買意欲が高まります。
企業ホームページは正しく運営することによって、集客効果を継続的に発揮できます。
顧客にとって役に立つ情報や最新のお得な情報を提供し、ホームページにお客さんを呼び込みましょう。
4)お問い合わせの機会を失う
連絡をしたいと考えたとき、ユーザーの多くがホームページに掲載された問い合わせ先を確認しようとします。しかし、ホームページが無ければ、他のサイトに載っているメールアドレスや電話番号などを見て確認するしかありません。
地元のリペアサービスを提供する修理店Aは、ホームページを持たず、サービスの詳細や価格に関する情報を提供していませんでした。顧客が修理店をインターネットで検索を行っても検索結果には表示されず、正確な問い合わせ先はわかりません。
一方で、競合する修理店Bはホームページを持ち、修理サービスに関する情報、料金体系、連絡先などをオンラインで提供していました。顧客はホームページから必要な情報を容易に入手し、安心して直接お問い合わせすることができます。
その結果、新規顧客の獲得に成功し、売上を増加させることができました。
ユーザーは、公式情報ではない連絡先に問い合わせすることに対して躊躇しがちです。
こうしたお問い合わせの損失は、売上損失を招きます。
5)問い合わせ対応の負担がかかる
ホームページを見れば直ぐに理解してもらえることも、電話やメールでの問い合わせがあると、なかなか説明が難しいもの。理解してもらうために時間や手間が必要となります。
ホームページがあれば、そうした業務にあたる人件費を削減することができます。
町の小規模な飲食店Rは、ホームページを持っておらず、メニューや営業時間に関する情報を提供していませんでした。そのため料理の詳細や予約に関する質問は、スタッフが口頭で説明していました。また、営業中に電話の問い合わせに対応する必要もありました。
一方で、競合する別の飲食店Sはホームページを持ち、メニューや料理の写真、営業時間、アクセス情報などをオンラインで提供していました。お客様はホームページを通じて事前に情報を収集し、予約をオンラインで行うことができます。その結果、飲食店Sはスタッフの負担を軽減し、効率的なサービス提供が可能となりました。
この例からわかるように、ホームページを持たないことは、お客様からの問い合わせに対応するため、負担を増加させる可能性が高まります。ホームページを通じて情報を提供し、お客様が自己解決できるようにすることで業務効率を向上させ、人件費の削減に貢献します。
6)優秀な人材がなかなか集められない
ホームページが無ければ、求人広告サイトで募集しても、人材が集まりにくいのが実情です。何故なら求人広告を見た求職者の多くは、企業の公式サイトをチェックして、広告には載ってない企業の雰囲気や扱っているサービスを知ろうとするからです。
地方の小さな製造業X工業は、ホームページを持っていません。X工業は優れたスキルを持つ人材を採用する必要がありました。しかし、ホームページがないため、求人広告や口コミを通じてしか情報を伝える手段がありません。
一方、競合するY工業は、ホームページを持ち、自社の製品ラインナップ、技術的な特徴、従業員の声などをオンラインで公開していました。
求職者はY工業のホームページを通じて企業の詳細情報にアクセスし、製造業でのキャリアに興味を持つことができました。その結果、優れた製造スキルを持つ人材を引き寄せ、競合他社に比べて有利な立場を得ました。
企業の公式ページが無ければ、「この会社は、大丈夫だろうか?」と不安を抱く人も少なくありません。ブラック企業かもしれない、と警戒する人もいるでしょう。ホームページを通じて自社をアピールし、求職者に詳細な情報を提供することは、優秀な人材を獲得するために不可欠です。
まとめ
現在では、企業全体の約9割がホームページを持つ時代ですから、特別な理由が無ければ、ホームページはあった方がよいのは間違いありません。ホームページの存在は、企業にとって非常に重要で、その利点は数多く存在します。
集客、宣伝、顧客流出、採用活動などあらゆる面で、ホームページがない(活用しない)ことで発生するデメリットがご理解頂けたのではないでしょうか?
ホームページを持つことは、企業の信頼性を高め、多くの利益をもたらします。
ホームページの作成・運営は、以前とは異なり、比較的安価になりました。またCMSを活用すれば、専門的な知識がなくても運営することが出来ます。
電話代や光熱費と同様に、企業を運営するうえで必要経費と考えてぜひホームページを活用するきっかけにしてください。ホームページは24時間365日、あなたのビジネスを支え、新たな機会を開拓する手助けとなります。
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